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琉球古典「こはでさ節」

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    一つ前の投稿で紹介した、中城村泊集落の大クワディーサーと、



    その夏バージョン。




    琉球古典にもその名前がありました。

    「こはでさ節」

    こはでさの御月 間ど間どど照ゆる
    よそ目間ど計て 忍でいもれ


    クワディーサーの(上の)月は
    葉と葉の隙間しか照らさない
    人の目の隙間を見計って
    忍んでいらしてください


    琉球古典の歌詞、つまり琉歌には女性の恋心を歌ったものが本当に多い。

    昨夜はNHK沖縄で歌劇「泊阿嘉(とぅまいあーかー)」を放送してました。

    奥山に咲きゆる 伊集の花心

    その悲しいストーリーで、琉球版ロミオとジュリエットと呼ばれています。


    次は、琉球古典舞踊「四つ竹」に使われているこの曲。

    「踊(うどぅい)くはでさ節」

    打ち鳴らし 鳴らし
    四ツ竹(ゆちだき)は鳴らち
    今日(きゅう)や御座(うざ)出じて
    遊(あし)ぶ嬉(うり)しや


    鳴り物を鳴らし、四ツ竹を鳴らして
    今日は御座敷に出て、遊んで嬉しいことよ



    「遊んで嬉しいことよ」の部分は、舞台に立つことを許された若い踊り手の、緊張と喜びを表しています。

    そこで触れておきたいのが、2000年に開催された沖縄サミット。開催期間中のある日、首里城で各国首脳夫妻を招いた晩餐会がありました。

    その時、正殿の御庭(うなー)で披露されたのが「四つ竹」でした。そのメンバーに二十歳前の佐辺良和さんがいました。彼はクリントンやプーチンに琉球舞踊を披露したんですねぇ。まさに「踊くはでさ節」の歌詞そのもの。


    「踊くはでさ節」の歌詞にクワディーサーが出てきませんが、その原曲(本歌)が冒頭の「こはでさ節」なので、この題名になりました。

    大きな花笠をかぶり、両手に四つ竹を持った踊り手が「打ち鳴らし、鳴らし」と登場したら、クワディーサーの緑葉や首里城の御庭を思い浮かべてみて下さい。


    コメント
    こばていし→こはでさ→くふぁでぃさ→クワディーサー…あー、沖縄の言葉って難しい。(^^;)
    屋慶名クワディサーなんて唄もあるけど、全然意味なんて考えたこと無かったです。(もちろん弾けません!)
    もっ考えなきゃダメですね。(笑)
    • しもちゃん
    • 2016/03/28 5:56 PM
    うん。そっち向きは難しいけど、反対向きは追いかけやすい。この投稿がそう(^o^)/

    クワディーサー→くふぁでぃさ→こはでさ→こばていし

    • coralway
    • 2016/03/28 6:49 PM
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