JUGEMテーマ:地域/ローカル
一昨年、那覇東バイパスと空港道南風原南インターを結ぶ津嘉山バイパスが開通しました。
サンエー津嘉山シティ前(国道507号線)の慢性的な渋滞が解消されるはずでしたが、それほどの効果は得られていないようです。
津嘉山バイパスを南風原南インターから北へ走ると、二つのトンネルがあります。
最初が高津嘉山トンネル。
左のトンネルはいらない気がしますが、どうなのか。
トンネルであることを示すかのようにカモフラージュ、いや、天井緑化されていますが、そのうちに雨が土を流してしまい、トンネルが剥き出しになりはしまいかと心配です。
まあ、右のトンネルの上の山が崩れないように、左のトンネルが支えているようにも見えるので、素人は黙っておきましょう。
続いて、津嘉山トンネル。
先ほどの高津嘉山トンネルと似ていますが、左のトンネルがトンネルらしく見えてなによりです。
この地形は「湧き水のしくみ」を説明するには好都合です。山に降った雨が、琉球石灰岩の地下水路を右から左に流れ、山の斜面から噴出します。
と思ったら、湧き水が噴出するはずの斜面がコンクリートで固められています。
すると行き場を失った地下水は、こうなります。
写真ではよく見えませんが、傘が必要なほどの水が落ちています。
ここ数日、天気が良かったのでこの程度で済んでますが、雨が降った後は水がバシャバシャと音を立てて落ちてきます。
う〜む。
素人でも分かる理屈ですが、その点、トンネルのプロはどう考えているのか、ご意見をお聞かせいただきたい。
津嘉山トンネルを初めて通過される方は、ご注意のほど。いきなり大雨が降ってきたかのようにフロントガラスが濡れ、前が見えなくなります。
そして二度目からは、あらかじめワイパーを動かして通過下さい。
ご面倒をおかけ致します m(__)m