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琉球八景(3)城嶽霊泉

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    JUGEMテーマ:地域/ローカル

    葛飾北斎の琉球八景は、これまでに長虹秋霽中島蕉園を紹介しました。

    今日は、3作目「城嶽霊泉(じょうがくれいせん)」です。



    浦添美術館のパンフレットによると、城獄とは現在の城岳(じょうがく)のようです 。

    それならば私の自宅のすぐ近くです。 城岳のガジュマルのあるところです。

    北斎の絵を見ると、斜面の泉から勢いよく水が流れています。

    現在の城岳は公園となっていて、公園の北側が急な斜面になっています。

    北斎の描いた泉はこの近くに間違いありません。

    CIMG4220s.jpg

    斜面の階段を下った所、那覇高校前の交差点近くにその泉はありました。

    「王樋川(おうひーじゃー)」です。(那覇市樋川1丁目)

    樋川は泉の意味。だから地名にもなっていたのですね。

    CIMG4221s.jpg

    残念ながらこの泉は数年前に枯れてしまい、今は水の流れがありません。

    王樋川から開南交差点へ向かう通りは「開南せせらぎ通り」と名付けられ、歩道脇を泉の水が流れていましたが、今は流れを失ったままです。

    CIMG4222s.jpg

    地下水を汲み上げ、せせらぎを復活させる取り組みが行われているようですが、まだ実施には至っていません。

    CIMG4224.JPG

    開南せせらぎ通りは1989年に「手作り郷土ふるさと賞」に選ばれ、古い泉である王樋川が注目を集めました。

    そこまでは良かったんです。

    ところが、肝心の泉が枯れてしまったのです。

    泉が枯れてしまった原因は不明ですが、これほど地面をコンクリートで覆ってしまっては、地下水が溜まらないでしょうね。

    そして、せっかく造ったせせらぎは、泥やゴミが溜まったままです。

    今日、北斎の一枚の絵によって、城岳公園、王樋川、開南せせらぎ通りが、私の中で関連付けされましたが、同時に、沖縄の美しい風景がまた一つ、失われていることに気付いた日でもありました。

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      • 2018.08.14 Tuesday
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