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「沖縄の不思議とその魅力」ppt版(2/5)

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    JUGEMテーマ:地域/ローカル




    沖縄はわずか140年前までは独立国家。ヤマトとは異なる文化を持ち、それは今も深く受け継がれています。それはヤマトの人達にとっては異文化。カルチャーショックを受けることがしばしばあります。それが沖縄の不思議。

    私は沖縄に来たヤマトの人達に、沖縄で不思議に思うことがあったら、驚いておしまいにせず、その不思議を紐解いて欲しいと言ってます。理解が進むにつれ、その不思議は沖縄の魅力に変わります。そしてその魅力に気付いた人達は何度でも沖縄を訪ねたくなります。今日はそんな話をさせていただきます。

    沖縄には色々な不思議がありますが、その多くは琉球王朝の時代から戦前までに形成されています。ですから、沖縄の不思議を紐解くには、今だけではなく昔の沖縄を知ることが大切です。

    私は古い道筋をたどったり、集落を散歩したりすることが好きで、本島中南部のほとんどの宿道跡、石畳道、グスク、石橋、井戸、村獅子を訪ねています。それまで不思議に思っていたことが、次々に解明される過程が楽しく、それをせっせとブログに投稿しています。



    私が作った真珠道のルートマップです。真珠道は琉球王府の軍用道路。拡大した地図の道筋を赤く塗り、それを9枚貼り付けました。

    首里城から金城町石畳道を下り、識名平坂を登ります。識名台地を横切り、上間から国場へ下って真玉橋に出ます。南へ進んで石火矢橋を渡って豊見城グシクを抜け、小禄から垣花に出て、屋良座森グシクに至ります。

    豊見城グシク周辺が最近まで不明でしたが、兵がグスクで一旦待機する場合はグスクに入り、直行する場合は現在の火葬場横を抜け、グスクを外周したようです。

    金城橋から繁多川に登る識名平坂。あそこのコンクリートを剥がせば、その下は当時の石畳道だそうですが、いやぁ、剥がしてみたいです。

    この地図をブログに投稿したところ、地図を欲しいと言われる方が何人か現れました。そのうちの一人が、沖縄戦を取材されていた作家の芹澤健介さんでした。芹澤さんはその取材を終え「血と水の一滴」を上梓されました。



    京都出身で、医大を出たばかりの青年軍医、森本義丈さんの手記をもとに、その足跡を追った作品です。10.10空襲から首里陥落までが物語の前半で、その舞台は上間でした。後半は南部戦線。そして森本軍医は糸満市福地で戦死されました。彼の手記の一部を紹介します。



    今がまさにその五十年後、百年後。自由に島を歩けることは幸せです。



    真珠道の起点は首里城の守礼門脇にありました。この正方形の場所に石室があり真珠湊碑文が収納されていました。すぐ隣にもう一つの石室があり、二つの石室はちょうど石門のように見えたそうです。



    先日、綾門大道の調査により、真珠道の起点が発掘されました。

    この左に向かう石畳が真珠道です。本物の首里城は地中にあると言いますがまさにその通りです。
     


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    沖縄の生活、文化、風土、音楽、政治などの話題を投稿しています。 (y_mizoguchi@i.softbank.jp)
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