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オジぃやオバぁはもうええわ

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    昨夜は浦添市のてだこホールで、沖縄宮古民謡協会の芸能祭が行われました。

    てだこは太陽の子ですから、舞台の緞帳には太陽が。これは名嘉睦稔さんの作品でしょう。




    沖縄には無数の民謡研究所(つまり教室)がありますが、昨夜のてだこホールには沖縄宮古民謡協会に所属する研究所が集まりました。

    研究所の規模は大小さまざまですが、各研究所の頂点には大先生(つまり経営者)がいて、その下に師範や教師の免許取得者がいます。そしてお弟子さんは、民謡コンクールの受賞内容(新人賞、優秀賞、最高賞)によって格付けされています。研究所の中の序列と言うか、ピラミッドが見えてきますね。


    芸能祭の幕開けは全研究所の大先生、師範、教師らが勢ぞろいしました。演目は「とうがにあやぐ」と「大世栄(うぷゆーぱい)」。



    圧巻の舞台で、これは良かった。


    ところがですね。その後は各研究所が単独で、あるいは複数の研究所が合同で、延々と演目が続くのです。そして舞台のセンターには当然、その研究所の大先生が立ちます。

    もちろんいずれも立派な大先生なのですが、同時に立派なオジぃやオバぁです。中には「もう無理ちゃうの?」みたいな方がいらっしゃる、と言うかそのほうが多い。

    例えば柔道の世界で、オリンピックに出る選手は5段や6段です。いくら8段、9段の先生でもオリンピックには出れないのですよ。

    ある演目では4研究所の大先生4人が揃って、舞踊が始まりました。いずれも宮古民謡(舞踊)の世界では名の通った方なのでしょうが、それを知らない私にとっては4人のオバぁ。足元はフラつき、手にした扇が小刻みに震えます。

    「貴方達は客席に座って、舞台には各研究所のエースを立たせてはいかがですか」

    と言いたくなります。

    「ばーか。研究所の顔が出なくてどーするばぁよ」

    いや、分かりますよ。年に一度のお披露目ですからね。でも観てて疲れるんですよ。


    こちらの舞台は18番目の演目で、今年の民謡コンクールで最高賞を受賞した皆さんです。おめでとうございます。



    まさに伸び盛り。声には張りがあり、動きにはしなやかさがあります。空気の淀んだ部屋の中にず〜っと居た後で、部屋を出て外の空気を吸い込んだ時のような気持ちです。


    プログラムは29番まで続きますが、私はこの18番で終わりにして、那覇に帰りました。




    いや、なんかすみません。

    このオヤジ(私)はタダ券をもらって来ておきながら、まさに言いたい放題。その上、途中で帰るし。

    ほんとすみません。

    テレビで総合格闘技が始まっていて、そろそろいいところなんです。山本美憂さんが格闘技デビューだし。

    だから帰りましょ〜ね。


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