JUGEMテーマ:地域/ローカル
「より悪くないほうを選ばざるを得ない」と言われた米国大統領選挙はトランプ氏が勝利しました。
これまでトランプ氏は、同盟国における米軍駐留費の負担増を求めると訴えてきました。
他の同盟国に比べて過分の駐留費を負担している日本は「これ以上、いくら欲しいんだ」と言いたくもなるでしょうが、トランプ氏の真意がお金の問題ではなく、駐留そのものをやめたいのであれば、話が変わってきます。
仮に、在日米軍が全面撤退し、グァムやハワイに移るとすれば、日本は自衛隊を増強し、在日米軍が抜けた穴を補うことになりますね。
その時、米軍基地機能の74%相当を沖縄に配置するでしょうか。
本土の三沢、横須賀、厚木、横田、岩国、佐世保の各米軍基地が無人になった状況で、嘉手納を維持し、普天間を辺野古に那覇軍港を浦添に、それぞれ移すでしょうか。
そうはいかないと思います。
かくして、日本の防衛力は適正に配置され、沖縄の基地負担はグッと削減されることになりますね。
楽しいじゃないですか
日本人はこの国をどう守るのか、本当に血を流して戦うのか、国としての方針を真剣に考えることになりますね。
また、これまでは米軍基地に反対しておれば良かった沖縄は、米軍撤退後、どうやって経済的な自立を果たせばいいのかを真剣に考えることになります。
ますます、楽しいじゃないですか。
トランプ氏には、官僚や軍事産業からの圧力に負けず、しっかりやっていただきたいものです。