<< 久高島の散歩(2) 島の集落 | main | 久高島の散歩(4) 島の所有者 >>

久高島の散歩(3) 久高殿と外間殿

0

    JUGEMテーマ:地域/ローカル


    久高島の存在を世に知らしめたのは、島の秘祭「イザイホー」と言えるでしょう。



    12年に一度行われる、ノロ(神女)就任の儀式です。600年以上の歴史があり、来訪神信仰の儀式としては日本の祭祀の原型をとどめていると言われています。

    しかし、イザイホーは有資格者の不在などの理由により、1978年を最後に途絶えています。儀式の段取りを知る神職者が亡くなり、イザイホーへの参加経験者も高齢化し、今後、イザイホーが復活したとしても、本来の段取りで行うことは難しいようです。


    ここは久高殿(御殿庭:ウドゥンミャー)。島の祭祀場の一つです。



    左から順にタルガナー、カミアシャギ、シラタル宮。

    1978年のイザイホーの写真に、これらの拝所が写っていました。




    もう一ヶ所の祭祀場が外間殿(フカマドゥン)。



    どうやら、王府任命の公事ノロは外間家から、シマノロは久高家から選ばれたようで、それぞれに祭祀場があるということのようです。久高島初心者の私は、公事ノロとシマノロの違いが分かりません。


    こちらは、島の西海岸、ロマンスロード近くにあるフボー御嶽。久高島最高位の御嶽です。



    写真が案内板だけなのは、ここから先に入れないからです。御嶽に入ることが許されているのはノロだけです。

    案内板によると、御嶽の様子はこうなっています。



    右手に円形の空間があり、奥にはイビ(拝所)があります。ノロらが立つ位置が決まっていて、右手が久高ノロ・根神側座、左手が外間側座。

    御嶽近くの浜はウグァンバマ。おそらく、聞得大君はここで舟を降り、イビに向かったのでしょう。

    それから、首里への遥拝所(ワカリカサ)と玉城への遥拝所(ティリリカサ)があります。


    数年前、秋篠宮ご夫妻が久高島を訪れ、紀子様がフボー御嶽にお入りになったそうですが、その動機を私は知りません。特に動機は無く、単に案内を受けたからお入りになっただけかもしれません。


    結構、火が点いております、ワタクシ(笑)。今後、久高島と図書館を行き来することになりそうです。

    と思っていたら、このブログの読者から連絡があり「よく来てくれました。私は久高島で3年暮らしました」と。

    驚きましたが、彼はクダカー婿だそうで、いやぁ、早速先生が見つかりました(笑)

    (続く)


    コメント
    コメントする









    この記事のトラックバックURL
    トラックバック
    calendar
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    << November 2019 >>
    プロフィール
    profilephoto


    念願の沖縄生活を始めて10年になりました。
    沖縄の生活、文化、風土、音楽、政治などの話題を投稿しています。 (y_mizoguchi@i.softbank.jp)
    Twitter
    お勧めの本と映画
    selected entries
    categories
    archives
    recent comment
    recent trackback
    profile
    search this site.
    others
    mobile
    qrcode
    powered
    無料ブログ作成サービス JUGEM