JUGEMテーマ:地域/ローカル
国立劇場おきなわの組踊公演。新年の幕開けは「執心鐘入」です。農連市場の佐辺昆布店にもポスターが貼られていました。
立方(宿の女)が宮城能鳳さんで、地謡(歌三線)が西江喜春さん。沖縄が誇る二人の人間国宝が主役を務めます。
あら、そしたら良和君はどうすんのか。キャストを見ると鬼女(鐘入) 佐辺良和となっていました。
C「おおっ!!。変身前が能鳳さんで、鬼になったら良和君ってことか。よくやらせてくれたなぁ。こりゃあ凄い」
佐辺母「違う違う(笑)。能鳳先生が鐘にぶら下がるわけにいかないから、そこだけ良和がやるのよ」
C「ありゃ、そうなんや。つまり代役って言うかスタントマンか。酷いな(笑)」
佐辺父「相手は人間国宝だからね」
C「『あんたは人間国宝じゃないからぶら下がりなさい』って言われたか」
佐辺母「あなたっ!!なんてことを(笑)」
C「じゃあ、能鳳さんが『あなたはオジぃだからやめておきなさい』って言われたことにしとくか。良和君は喜んでやるんやろな」
佐辺父「まっ、そういうこと」
佐辺母「良和の(沖縄の)舞台は全部観てるけど、今回はやめようかな」
C「確かにね。でも、世代交代の始まりって感じでいいんじゃないの、ねぇ」
10年前、宮城能鳳さんが人間国宝の指定を受けたのは68歳の時でした。良和君はまだ36歳だから30年以上先の話です。
良和君が人間国宝に指定されたらお祝いしないといけないなと思いましたが、その頃私は生きてないのでした。だめじゃん(笑)