JUGEMテーマ:地域/ローカル
私の故郷、広島県呉市がロケ地のアニメ映画「この世界の片隅に」が好評です。
資金難で制作が危ぶまれたそうですが、ネットを使ったクラウドファンディングが功を奏し、制作にこぎつけたとのこと。
そうした経緯が理由なのか、公開当初の上映館はごくわずかでした。ところが、映画を観た人達が次々にその感動をSNSで発信し、それが拡散されたことで観客が増え、興行成績が急上昇中だそうです。
先ほどのポスターは主人公のすず。戦争中、18歳で広島から呉に嫁いできました。すずの背景は呉の主峰(?)「灰が峰」山頂からの眺めです。私の実家はノートのあたりで、すずの嫁ぎ先は彼女の右手のあたりです。
呉の観光資源と言えば、戦艦大和の「大和ミュージアム」と、瀬戸の島々を結ぶ「安芸灘とびしま海道」くらいしか思いつきませんが、映画の公開以降、ロケ地巡りの観光客が急増中だそうで、ありがたいことです。
そして、呉の上映館に置かれたノートには、全国から来られた人達のメッセージが残されているそうです。つまり、それぞれの地元で映画を観て、ロケ地の呉を訪ねる気になり、そこで再度観たということ。「この作品は呉で観ることに意味がある」と考えて下さったそうで、重ね重ねありがとうございます。m(_ _)m
ところで。実は私はまだ観ていないのですが、これだけいい話が聞こえてくるってことは、いい作品なんでしょう(笑)。那覇では桜坂劇場で絶賛上映中ですので、是非観たいと思うけど、ブチ(すごく)泣かされるんじゃろうのぅ。
予告編はこちらから(→YouTube)
予告編冒頭の映像は、広島でJR呉線に乗り換えて、「次は呉。呉です」とアナウンスが流れる時の、私にとっては特別な風景です。
「世界の片隅」って、私はてっきり呉のことかと思っていました。「ほりゃあ、悪かったのぉ」と反発したいところですが、確かに眠ってるような街です(笑)。ところが予告編を見ると、これはすずのセリフ。「この世界の片隅に、ウチを見つけてくれてありがとう」ってことだったのね。
まあ、同じようなもんか(笑)