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久茂地尋常小学校の遺構(2) 休館中の市民会館

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    場所は変わりまして、こちらは寄宮の「現」市民会館。経年劣化が激しいことを理由に昨年秋から休館中です。成人式に使うことができず、今年の成人式は新成人の出身中学校で開催されました。



    那覇市は補修費用を算出し、建物を残すかどうか、住民や識者を交えた委員会に検討させるとしています。

    久茂地に市民会館を建設することを(内々で)決めた時点で、現市民会館の取り壊しは既定路線ですから、建物が補修され市民が利用できるようになる日は来ないでしょう。休館することで劣化を加速させ、柵で囲むことで「終わりました」とPRしているかのようにも見えます。


    話を戻します。久茂地小学校跡で、沖縄戦で焼失した久茂地尋常小学校の遺構が見つかっています。発掘を進めるにつれ、予想以上に遺構の広がりが認められたようです。



    元々、琉球王朝時代の上級神女の屋敷があった場所ですから、その遺構が見つかるかもしれません。

    近々、文化財課の説明会が開催されるそうなので、是非、参加したいと思っています。参加はしますが、これまでの経緯(すなわち行政によるコミュニティの破壊)を思えば、戦前の沖縄や琉球王朝へ想いを馳せる気分にはなれないかもしれません。


    なお、久茂地小学校跡に市民会館が建設された後、一銀通りの交通渋滞は今以上に悪化しそうですが、そこは心配いりません。行政が「承知しました。皆様の要望にお応えするために、古い建物をどんどん壊し、松山交差点から国際通りまで、ど〜んと4車線にしましょうねぇ」と言いますからね。


    さて、一銀通りの一本北にある沖映通りにこんなビルがあります。



    ある企業が古い雑居ビルをリニューアルしたもので、外壁全面に杉の木を用いたデザインがオシャレです。今後、テナントを募集して、飲食店ビルになるようですが、テナントが繁盛すればビルの価値がグッとあがりますね。

    古い建物でも手を加えれば、付加価値を生み出せるってことを、行政も学んで欲しいものです。沖縄振興予算の獲得に血眼になり、新品ピカピカのハコモノを造ればいいってもんじゃないでしょう。


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