JUGEMテーマ:地域/ローカル
一昨日の沖縄芸能公演「五つ星ちゅら美ら」。
そのセットリストです。
(1)海の恵み
海の声、海のちんぼーら、海やから、糸満乙女、谷茶前
(2)山の恵み
スンサーミ、マミドーマ・稲しり節
ここまでが唄と踊り。沖縄の音楽はどうしてこんなに心地よいものかと思います。どの曲も聴き逃すまいと、つい一生懸命に聴いてしまいますが「心地よい時に何で一生懸命にならなあかんか」っちゅうことですわ。心地よければウトウトするのが自然で「あ〜、このまま眠りたい」と思いつつ、それはあまりにも惜しいので、また一生懸命聴いてしまうと(笑)
(3)民謡
なりやまあやぐ、赤田首里殿内、十九の春
川満香多さんは宮古の人だったんですね。なりやまあやぐは宮古の教訓歌。なりやまは慣れてる山の意味で「慣れてる山だからと言って、(油断して)そこに染まってはいけませんよ。女性に惚れてしまって、仕事をさぼるのも駄目です」みたいな歌詞です。遊んでばかりいる息子に向けた唄でありながら、息子は毛遊びに出掛けて、なりやまあやぐを唄うわけよね。つまり、馬の耳に念仏(笑)。赤田首里殿内で登場した知花小百合さんのミルクは笑いました。サービス精神が旺盛な人ですねぇ。
(4)空手・太鼓
空手の演舞は、当初、良和君、知花さんの順だったはず。良和君が欠場し、知花さんが二度やるわけにもいかず、良和君の代わりに本物の空手の先生を連れて来たようです。長嶺朝一郎さん。よく来ていただけました。何しろ朝頼んで、その日の夜が本番って(笑)
太鼓の伊波はづきさんは、唄三線をやりつつも、本業はパーカッショ二ストだそうで、なるほどの腕前でした。隣の川満さんは一つ前に投稿した通り、私の生涯一で、もはや異次元の太鼓。
(5)エイサー
南嶽節、テンヨー節・いちゅび小
川満さんが、叩いていた太鼓を肩にかけてエイサーに移行。テンヨー、テンヨー、しとりとてん(^O^)/
(6)フィナーレ
黒島口説、クイチャー、唐船どーい
宮古のクイチャーを久しぶりに聴きました。クイ(声)をチャース(合わす)でクイチャー。落ち込んだ時に聴けば元気になる曲です。出演者達は満員の観客全員を強制起立させて、踊りのレッスンを始めました。それは踊ればなお元気になるってことよね。
(続く)