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「仁義なき戦い」は私の故郷広島県呉市を舞台にした任侠映画です。
凶弾に倒れた坂井鉄也の告別式に、菅原文太演じる広能昌三が現れるシーン。
「鉄っちゃん。こんなぁ、こがなことして貰うて満足か?。満足じゃなかろう?。わしもおんなじじゃ」
内ポケットから拳銃を取りだし、香炉や供養の花を吹き飛ばす昌三。
静まり返った式場で、喪主の山守組長が口を開きます。
「広能、おどれは腹くくった上でやっとるんかっ!!」
そこでこの名セリフが。
「山守さん、弾はまだ残っとるがよ。一発残っとるがよ」
その言葉に山守組長は黙り込むしかありませんでした。
先の県知事選で沖縄を訪れた故菅原文太さんは、この広島弁のセリフを使って沖縄を応援するスピーチをしてくれました。場所はセルラースタジアム那覇。
「仁義なき戦い」を観たウチナーンチュは少ないかもしれませんが、それでも菅原文太さんのセリフは確かにウチナーンチュの心に響きました。
沖縄が手にした拳銃に弾は残っているのか、いないのか。
頼むわぁ、ほんま。