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会社の寿命(4) ヘリの墜落

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    JUGEMテーマ:地域/ローカル


    某ベンチャー企業が倒産し、その子会社の航空会社が清算された環境下で、存続が決まった孫会社。

    普通はありえないことが起きた要因には、ヘリ会社の業績が良かったことや、顧客が沖縄の有力企業であったことなどが挙げられます。そして、ヘリ会社の再建に関係した企業や個人の誰もが「沖縄にこの会社を残さなくてはいけない」と強く思っていました。


    ヘリ会社の社長は、新たな収益の柱として、観光客や地元客向けの遊覧飛行に力を入れようとしていました。

    当時、遊覧飛行の料金は那覇空港からすぐ先のチービシまで往復するコースが5万円。5人のグループで貸し切ったとすれば1人1万円でした。



    私は充分その価値はあると思いますが、気楽には払える額ではないことも確かです。私の友人が、お母さんのトゥシビーのお祝いで、家族5人で乗ってくれたことがありましたが、そんな特別な日の行事には良いかもしれません。という価格。


    社長は、もっと安い価格で遊覧飛行を提供したいと考え、私が会社を離れた3年後、遊覧飛行用の小型ヘリを購入しました。会社に設備投資をする余裕ができたのですから、私にとっても嬉しいニュースでした。

    新しいヘリは読谷や本部の仮設ヘリポートに配置され、遊覧飛行の立ち上がりは順調に見えました。

    ところがですね。

    その小型ヘリが古宇利島で遊覧飛行中、海に墜落してしまったのですよ。

    「アッチャー!!」

    機体は水没したものの、乗員と乗客は付近の漁船などに救助され、命に別状はありませんでした。その日の投稿は(→こちらです)


    その日の投稿には「不幸中の幸い」などと当たり障りの無いことを書きましたが、新聞の記事を読んだ時に、この事故は不幸な出来事などではなく人災だと直感しました。

    目撃者によれば、ヘリは古宇利大橋のすぐそばの海面すれすれを飛んでいたそうで、それが事実なら違法です。

    正確に言えばこんなことのようです。上空から海面に急角度で下降したヘリは海面近くで水平もしくは上昇飛行に移るはずでした。ところが、穏やかで透明な海面にパイロットが高度を見誤り、そのまま海面に突っ込んだと。

    会社が命じたのか、パイロットの判断なのか、いずれにせよ乗客を喜ばせるために、安全高度を無視して飛んでしまったということ。社長の責任は厳しく問われるであろうと容易に想像できました。

    「いったい、何をやっとるんだ」って話です。

    (続く)


    コメント
    懐かしい。5年くらい前かな?
    アイラス(現エクセル)航空ですね。
    かすかに覚えてます。
    飛行プログラムを始めたその日に落ちただかで話題になってましたね。

    オスプレイをけなしてる場合じゃない(笑)
    • 宜野湾在住小市民
    • 2017/05/21 1:02 PM
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