<< 百十踏揚の墓 | main | 降雪と台風 >>

歴史教科書のような沖縄県立博物館

0
    JUGEMテーマ:地域/ローカル

    久しぶりに、沖縄県立博物館へ行ってみました。

    これは博物館のパンフレットです。

    こちらが表。

    P4s.jpg

    そして、こちらが裏です。

    P5s.jpg

    パンフレットには、その博物館で注目すべき展示品を掲載するのが普通と思います。

    ところが、このパンフレットの表には博物館の建物が、裏には博物館の入口が載っています。

    「じゃあ、この博物館の一番のウリは建物なわけか?」と思ってしまいます。

    建物や内外装、つまり博物館のハードには色々と知恵を絞っている形跡がありますが、そこで何を展示し主張するのかというコンセプトが見えてきません。


    博物館の入口です。

    CIMG4657s.jpg

    2007年11月の開設ですから、新しくてオシャレです。

    館内は沖縄の歴史を順に辿っていく総合展示室と、自然、考古、美術工芸などテーマ毎の部門展示室があります。

    それらを一巡した感想が、「歴史の教科書を読んでるようだなぁ。」ということなんです。数多くの展示品があるのですが、ワクワク感が無く、記憶に残らないのです。

    このブログの読者なら、私が沖縄の歴史や文化に興味を持ち、深い敬意を持っていることは認めていただけると思います。だから、私は沖縄に住んでいると言っても過言ではありません。

    それを博物館の形式にまとめると、こうなるのでしょうか。

    うーん。


    話は逸れますが、日本各地のテーマパークの入場者数ランキング第1位は東京ディズニーランドです。年間2,540万人。ダントツです。

    第2位は大阪のユニバーサルスタジオで850万人。上野動物園が6位、東京タワーが8位などと続いて、沖縄の美ら海水族館が大健闘の300万人で10位。首里城が260万人で12位です。

    ところが、沖縄の人気テーマパークはこの2ヵ所だけなのです。沖縄を訪れる観光客は、必ず、この2ヵ所へは行きますが、その後に続く施設がありません。

    沖縄県立博物館の年間入場者数は、開設直後の1年で50万人だそうです(美術館も含む)。

    大英博物館(550万人)と比べるのは酷としても、沖縄の歴史や文化の厚みを考えると、集客ポテンシャルはこんな数字では収まらないでしょう。

    建物は立派ですが、素材の良さを生かしきれず、残念ながら、どこにでもあるような博物館になってしまっています。

    コメント
    ここは企画展が弱いですね。

    美術館/博物館は企画展でセンスがズバッと出ます。

    キュレーターが力不足、と言うよりもキュレーターが居ないんじゃないかな?と思います。

    ミュージアム・コレクションについては年月が必要なのでまだこれからでしょうね〜。
    • マロン
    • 2012/05/02 4:41 PM
    同感ですねぇ。

    まったくその通りだと思います。
    • coralway
    • 2012/05/02 4:44 PM
    コメントする









    この記事のトラックバックURL
    トラックバック
    calendar
        123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    25262728293031
    << August 2019 >>
    プロフィール
    profilephoto


    念願の沖縄生活を始めて9年になりました。
    沖縄の生活、文化、風土、音楽、政治などの話題を投稿しています。 (y_mizoguchi@i.softbank.jp)
    Twitter
    お勧めの本と映画
    selected entries
    categories
    archives
    recent comment
    recent trackback
    profile
    search this site.
    others
    mobile
    qrcode
    powered
    無料ブログ作成サービス JUGEM