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沖縄1935のこの写真は、現在の沖縄市字古謝にある美栄泉です。
右側に立つ人物は、(当時の)古謝集落区長の知念賢榮さん。古謝集落の農業近代化に尽くされた方です。
そして、美栄泉の今。
ちょと、忘れ去られた感がありますね。まあ、どこの集落でも役目を終えた井戸は、概ねこんな雰囲気です。
この日私はたまたま近くを通ったので、とりあえず、美栄泉だけを訪ねてみました。ここを起点に、近々、古謝集落をじっくり歩くつもりです。
古謝公民館では、8月23日までの期間、沖縄1935の写真展を開催中です。
地元で写真展を開催することには大きな意味があります。例えば、古謝のサトウキビ畑の男の子。
この写真を見た女性が「この子は私の父です」と。
昨年、88歳でお亡くなりになったとのこと。いやぁ、残念です。もう少しだけ長生きされていれば、写真を見れたのに。
写真展の開催により、地元ならではの情報が掘り起こされ、それぞれの写真の付加価値がどんどん上りそうです。