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初オトーリやりました

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    JUGEMテーマ:地域/ローカル


    随分前に、宮古島の同窓会の様子を聞いたことがありました。

    同窓会前日のこと。ナイチから本島から、懐かしい顔が続々と島に帰ってきました。宮古空港で迎える島の同級生達。久しぶりの再会を喜び、その夜、前夜祭が開催されました。昔話に花が咲き、オトーリが回され、はっと気がつけば日付が変わり、同窓会が始まる時間になっていました(笑)

    そして、同窓会が始まると、昔話に花が咲き、オトーリが回され、はっと気がつけば日付が変わり、チャーターしていた島内観光バスが出発する時間になっていました。バスの中では昔話に花が咲き、オトーリが回されました(笑)。

    楽しい時間はあっと言う間に過ぎ、明日はナイチ組、本島組が島を離れる日です。そこで打ち上げが開催されました。昔話に花が咲き、オトーリが回され、はっと気がつけば日付が変わり、飛行機の出発時刻が近づいていました。そこで、空港のレストランに場所を移し、最後の一人が島を離れるまで、昔話に花が咲き、オトーリが回されたのでした。


    さて昨夜のこと。本島在住のイサム君に4人目の孫が生まれ、イサム君の自宅で誕生祝いがありました。そこに私が入れてもらえることになったんです。

    「んみゃーち美ぎ島(アパラギズマ)」

    これが、かの有名なオトーリグラスです。



    グラスの裏には、やまかさ、ずみ、なから、いびっちゃ。あらかじめ自分の適量を申告しておきます。



    オトーリのルールは簡単です。親が口上を述べ、泡盛(水割りが2リットルのペットボトルに入ってる)とオトーリグラスを手にテーブルを回ります。そして、グラスに泡盛を注いで一人一人に飲ませます。全員に飲ませ終わったら次の親を指名して、以降、同じ手順の繰り返し。

    オトーリの効果は絶大でした。親になった私が口上を述べ、一人一人と目を合わせてグラスを手渡すと、そこに親近感が生まれます。ヨソモノの私であっても、オトーリが進むにつれ、まるで旧知の間柄であるかのような雰囲気になりました。


    イサム君宅の広いリビングには、15人が楽に座れる大きなテーブルが置かれていました。そして二つの部屋との間仕切りが外され、一方の部屋には出席者の奥様達のテーブルがあり、もう一方の部屋では子供や孫達が遊んでいました。

    だから、自宅を建てる時からオトーリの意識があるんですよ。この日は孫の誕生祝いでしたが、合格祝いとか、婚約祝いとか、何かあれば人が集まるので、そのための間取りが必要なんです。

    オトーリは決して酒を強要するものではありませんでした。それは、島を離れ沖縄本島で暮らすミャークの人達が親交を保ち、助け合い、結束するための儀式に見えました。


    イサム君宅の三階から見下ろせば、そこを流れる真嘉比川。はっと気がつけば日付が変わっていましたが、まだ朝にはなりません(笑)


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