JUGEMテーマ:地域/ローカル
ナイチでも広く知られている沖縄のカチャーシー。「ああ、三線に合わせた賑やかな踊りね」と反応が返ってくるはず。
そこで、
男「カチャーシーはカチャースン。ウチナーグチでかきまぜるって意味でね。ほら、手の動きが空気をかきまぜてるみたいでしょ」
女「はぁ、なるほどぉ。よく知ってるわねぇ」
男「喜びも悲しみもかきまぜて受け入れるのね」
女「ウフ。ス・テ・キ」
とか、なりますよね(ならんか)。
これ、本当か?。と言いたい。
本来は、早弾き唄三線をカチャーシー、手踊りをアッチャメー(小)と呼んでいたと聞いてます。いつしか唄三線と手踊りの両者を合わせてカチャーシーと呼ぶようになり、今は手踊りをカチャーシーと呼んでいます。
「ナマヌッチョー アッチャメーンカイ カチャーシーンディ ユシガ クトゥバン ミダリティヤ(今の人はアッチャメーをカチャーシーと言うが、言葉が乱れてるな)」と、オジぃが嘆いています。
つまり、「ほら、手の動きが空気をかきまぜてるでしょ」という説明は、手踊りをカチャーシーと呼ぶようになった後のもの。
これは後付けの説明ですよねぇ。
カチャースンは強いて言えば早弾き三線奏者の手の動き。あるいは、三線奏者や踊り手の心の中で、喜びや悲しみがカチャースンされていると考えるのが自然な気がします。
ところで、うるま市が作成したプロモーションビデオが秀逸です。
うるま市各地のエイサーを順に紹介する内容で、これがなんとも、ナイチャーの私でさえ心の中をかき混ぜられました。今日の投稿はこのビデオのイントロみたいなモンです。(→こちらから)