まあ、これは丘の道が厚遇されているのではなく、この先に格式高いホテルがあるからですね。はい、到着。
ホテル前を抜けると丘の道は壷川から泉崎りうぼうに向かう市道に出ます。一見、突き当たったように見えますが、本来の道筋は左の歩道部分なので、ちゃんと左奥に向かって抜けてます。
この辺りはかつての湧田村で、獅子松尾(シーシマーチュー)と呼ばれる松林がありました。高麗出身の陶工張献功(ちょうけんこう)が国場からここに移り、ヤチムンの窯を開きました。
さて、丘の道は続きます。
突き当たりに小さな森が、見えてきました。あの森が、この先の道筋を追うヒントになりますので、覚えておいて下さい。
突き当たると思われた丘の道は、森の左手をすり抜けています。
ここは私が好きな道です。城岳一帯は開発が進み昔の面影はありませんが、ここだけは古道を歩いてる実感があります。
丘の道は市道に合流し、
城岳のガジュマル前に出ます。
(続く)