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「珊瑚に優しい日焼け止め」はどうなる?

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    JUGEMテーマ:地域/ローカル

     

    ハワイの海に流出する日焼け止めの量は、毎年4〜6千トンにも及ぶそうで、その成分の一部が珊瑚の白化を招く一因とされています。

     

    そうした状況の中、先月、ハワイ州で日焼け止め規制法が成立し、2021年以降、珊瑚に有害な成分を含む日焼け止めの販売が禁止されることになりました。市販されているほとんどの製品がこれに該当します。

     

     

    この規制法は「珊瑚を守る」というハワイ州の強い意思表示。こんなに爽快な気分になったニュースは久しぶりです。

     

     

    規制法の施行後は「珊瑚に優しい日焼け止め」が人の肌を充分に保護できるのか、珊瑚の白化に歯止めがかかるのかといった、規制法の検証にステージが移ります。

     

    規制法による成果が得られれば、世界各国が追従するでしょうし、量産による価格の低下が見込めます。課題が見つかれば改善の機会となるし、万一、まったく成果が得られなかったとしても、それはそれで新たな知見になります。

     

    ハワイ州による今回の意思表示は、日焼け止めに限らず、珊瑚を守る様々な活動に良い影響をもたらすことでしょう。

     

     

    さて、同じ悩みを抱えているはずの沖縄県は、ハワイ州のニュースを聞いてどう動くのか、もしくは動かないのか。

     

    「珊瑚に優しい日焼け止め」の開発や普及に取り組むウチナーンチュがいます。呉屋由希乃(ごやゆきの)さん。

     

     

    昨年、作家の芹澤健介さんとお会いした際、栄町市場で開いた飲み会に彼女が参加し、初めてお会いしました。

     

     

     

    今年、再び芹澤さんとお会いした際、NHK国際放送の番組制作のために、翌日、慶良間に渡ると言われてました。そして昨日、その番組がオンエアされたと連絡があり、さっそく拝見したところです。

     

    https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/vod/greatgear/2018232/


    「great gear」という番組。19分20秒あたりから始まるスペシャルリポートで「珊瑚に優しい日焼け止め」を特集しています。番組が追うのは、もちろん呉屋さんです。

     

     

    番組では、座間味村長やダイビングショップの経営者らが好意的なコメントをしてくれて、呉屋さんの事業は一見順調であるかのように見えますが、実際のところは、一軒一軒を訪ねて、地道にコツコツと製品の説明をして歩く段階のようです。

     

    州をあげての取り組みと、彼女が地道にコツコツでは、事業環境に天と地ほどの違いがありますね。その中で、製品の普及に取り組む呉屋さんと、番組を通じて彼女を応援する芹澤さん。どうにか上手くいって欲しいと思います。

     

     

    話は逸れますが、芹澤さんの新著「コンビニ外国人」が好調です。

     

     

    様々なメディアに書評が掲載され、私が読んだ範囲では全てが「大好評」。芹澤さんの周辺では、彼を「先生」と呼ぶ動きが活発です(笑)。私など、今のところは相手にしてもらえてますが、やがて芹澤先生に「え〜っと、誰だったかな?」と言われそうで心配です。しかし、こんな心配ならナンボでも心配したいわ(笑)。

     

     

    話を呉屋さんに戻します。新しい市場を開拓した先駆者は先行者利益(ファースト・ムーバーズ・アドバンテージ)が得られるはず。呉屋さんの事業が実を結び、「珊瑚に優しい日焼け止め」がバンバン売れ始めたとして、彼女はそのアドバンテージを得られるんでしょうか。後発の大手企業に「いいとこ取り」をされはしまいかと心配です。

     

    そんなことを考え始めると、色々と心配になってきますが、そのうちの一つは芹澤さんの番組により解消しました。

     

    呉屋さんは何しろ美人なんですよ。昨年お会いした時に、美人であるがゆえに冷たい(第一)印象を受けたことを思い出しました。例えば、しょうもないことを言おうものなら、フンと横を向かれそうな感じ(笑)

     

    ところが、芹澤さんの番組で、彼女のウチナー訛りが炸裂してましたね(笑)。もし彼女が「私の日本語(アクセント)は美しい」と思っているのなら、「まったくその通りだから、自信を持って話しなさい」と言ってあげたい(笑)。彼女の容姿と親しみやすい沖縄訛りとのギャップは、沖縄で商売する上で、きっと有利に働いてると思います。

     


    先駆者として活動する呉屋さんと、応援する芹澤さん。私としても、何某かのお役に立ちたいと、今日のブログに投稿しました。

     

    読者の皆さん。呉屋さんの「珊瑚に優しい日焼け止め」をどうかよろしくお願い致します。芹澤先生の「コンビニ外国人」も。m(_ _)m

     


    コメント
    昨年、4度目のハワイに行きましたが、24年前にもワイキキの砂は、オイル塗れになっていてサラサラ感はなく、こんな所で海に入るなと言われました。ワイキキは、ビキニのお姉さんと夕日を眺める場所かもしれません。沖縄は、まだまだあれほどではありませんが、離島の海を守る為「先手」を打つ事も必要かもしれません。ネ
    私がこれまで一番感激したのは、西表の東海岸の誰もいない海岸の砂でした。
    • NAO
    • 2018/08/22 7:35 PM
    ごやゆきのさんをここで見かけるとは!
    彼女が以前服屋をしてきたときに、よく彼女のブログを見てました。 
    当時からすごく行動力のある女性でした。
    • ココナッツ
    • 2018/08/22 11:36 PM
    NAOさん

    ハワイはリゾート地としては先輩ですから、良いも悪いも教材になりますね。貴重な観光資源を、失った後で気づくようでは困るんですけどね。
    • coralway
    • 2018/08/22 11:47 PM
    ココナッツさん

    そうそう、パークアベニューのね。
    • coralway
    • 2018/08/22 11:48 PM
    Cさん、「サンゴに優しい日焼け止め」もブログで取り上げていただきありがとうございます。

    専門家に聞くと、沖縄のサンゴの状況もかなり厳しいものがありますが、まずははじめの一歩からですよね。日焼け止めに限らず、まずは我々のような外部からの観光客の意識を底上げするのが大事なのかもしれません。
    • セリザワ
    • 2018/08/25 7:37 AM
    芹澤さん

    オニヒトデの繁殖や赤土や生活排水の流入など、珊瑚にダメージを与えてる要因は多岐にわたると思いますが、いずれも簡単には解決しないでしょう。その意味でも一歩、一歩。行政に本腰を入れてもらう意味で、ハワイのニュースは朗報でしたね。


    • coralway
    • 2018/08/25 8:14 AM
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