JUGEMテーマ:地域/ローカル
今日で61歳になりました。どうも、おめでとうございます(笑)
沖縄はお祭りシーズンを迎え、毎週末、島内各地でお祭りが開催されています。ナイチでお祭りと言えば、神社の秋祭りを連想しますね。ところが、沖縄の神社はお祭りをやりません。
では、沖縄のお祭りとはどういうものか。例えば、こちらはうるま市「うるま祭り」のポスター。
(1)主催者
各市町村が主催し、オリオンビールや地元企業などが協賛します。
(2)会場
主催する市町村内の陸上競技場や埋立地の公園などの広い芝地が会場です。仮設ステージが設置され、会場を屋台が取り囲みます。
車社会の沖縄ですから、会場の駐車場だけでは全然足りません。市役所や市民会館などの駐車場が開放され、お祭り会場へシャトルバスが運行します。
入場料、駐車料、シャトルバスは無料です。
(3)イベント
ステージには集客能力の高いアーティストが招かれます。最近の人気はきいやま商店。その他にD-51、イクマあきら、jimama、ディアマンティスなど。地元出身者が選ばれることが多く、例えば、八重瀬祭りにはかりゆし58が出演し、司会者も同様です。
お祭りのフィナーレは打ち上げ花火で、時刻は概ね21時頃。花火が終わると、お祭りは終わりです。
(4)楽しみかた
芝生にブルーシートを敷き、飲食しながらステージのプログラムを楽しみます。屋台のビールは高いので、オリオンビールの協賛には感謝しつつ、クーラーボックスを持ち込みます。
これが、市町村ごとに開催されるので、今の時期はお祭りのラッシュ。お祭りファンはプログラムを見比べながら、今週末行くべき会場を選びます。
先週末に開催された「うるま祭り」のメインイベントは肝高の阿麻和利と龍神伝説のコラボでした。肝高の阿麻和利(短縮版)の進行に合わせて、ドラゴンや獅子、エイサーが舞いました。
肝高の阿麻和利&龍神伝説@うるま祭り
― 沖縄の風景 (@coralway39) October 21, 2018
(フィナーレ) pic.twitter.com/jS7BwWVWi2
私は毎年、数ヶ所かのお祭りに出かけていますが、最近思うことは、那覇から離れれば離れるほどお祭りが楽しいってこと。
那覇市のお祭りは「那覇大綱挽まつり」。他の市町村に比べて予算のかけかたが違いますから、集客力が飛び抜けてます。ところが、観客は綱引きや奥武山公園のイベントに集まってる雰囲気があるのよね。浦添市、宜野湾市、豊見城市も同様。
その点、那覇から離れた市町村のお祭りには、地元の人たちがお祭りを楽しんでる一体感があります。
地元出身の司会者やアーティストですから、観客の多くとは顔見知り。会場にブルーシートを敷いて模合をやってるグループいまして、司会者がステージから「○○さん。今日は模合ね?」と声をかけます。有名アーティストでも、近所の子が出演してる感覚。
会場のあちこちで「あい、久しぶりぃ〜」と声が上がり、世間話が始まります。
(続く)