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遍照寺に釣鐘ありました

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    昨日の投稿は「遍照寺(万寿寺)に釣鐘はあったであろう」で終わってました。投稿の趣旨としてはそれで充分でしたが、せっかくなのでもう少し調べてみました。

     

    仏教を国家運営の中心に据えようとした尚泰久王(踏揚の父ちゃん)は、多くの寺院を建立し、26個の梵鐘を造りました。そのうちの一つが遍照寺に設置されており、拓本が現存しています。

     

    「万寿禅寺洪鐘銘(拓本)」

     

     

    右端「琉球国」から始まって、5列目に「寄捨万寿禅寺」の文字が見えます。

     

    万国津梁の鐘と同じく、臨済宗の僧侶渓隠安潜による漢文で、その内容は「この鐘を造ることで民衆が仏教的な平和を獲得し、国家もまた安泰であることを願う」というもの。尚泰久王の想いが込められていますね。

     

     

    写真は万国津梁の鐘。首里城正殿に懸けられていました。

     

     

    遍照寺の梵鐘はこれと同時期に造られていますから、同じデザインか、少なくとも似たものだったと思います。

     

    拓本の所有者であり歴史家の東恩納寛惇(1882-1963)は、遍照寺の梵鐘を「執心鐘入に登場する梵鐘である」と述べたそうで、私としてもスッキリです。


    コメント
    執心鐘入、組躍見ました。やっと繋がりました(笑)
    • 横浜のやなわらばぁ
    • 2018/11/15 8:41 AM
    横着して執心鐘入の投稿にリンク貼ってないからね。お手数をおかけしました(笑)
    • coralway
    • 2018/11/15 9:21 AM
    調べる題材を知り、そして勉強になりました。そこが、Cさんのblogの良いところ、好きなところなのです。全然追いつかず、大汗です(^_^;)
    • 横浜のやなわらばぁ
    • 2018/11/15 6:05 PM
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