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アマミノクロウサギは元気にしてるのか

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    JUGEMテーマ:地域/ローカル

     

    政府は「奄美大島、徳之島、沖縄本島北部、ならびに西表島」をユネスコの世界自然遺産に推薦(再推薦)することを決めました。

     

    アマミノクロウサギ、ヤンバルクイナ、イリオモテヤマネコ。厳しい環境の中、よく生き抜いてきたものです。

     

     

    奄美大島のマングースは完全駆除が間近だそうです。かつては1万匹はいると言われてたものが、一昨年の駆除数が10匹で昨年が1匹。マングースを持ち込んだ私達人間は、どうにか一つの責任を果たしました。

     

    クロウサギにとって新たな脅威はノラネコと交通事故。ヤンバルクイナと同じですね。ノラネコは人間が捨てたものなので、これらもまた人間の責任です。

     

     

    さて、クロウサギは徳之島にもいるそうです。

     

    徳之島は南北に森があり、それぞれにクロウサギが住んでいますが、最近の研究により、両者が一切交わっていないことが分かりました。しかも過去数千年にわたって。

     

     

    南北の森の端っこはわずか1km離れているだけ。広い道路が通ったり、人間が住んだりで分断されたのなら納得しますが、過去数千年って、どういうことなんでしょ。

     

     

    琉球弧の島々が島になったのが100万年前。島に取り残されたクロウサギは、以来、島の固有種として生き延びてきました。人間はと言えば、沖縄本島で1〜3万年前の骨が発掘されている程度ですから、クロウサギにとって、人間が現れたのつい最近のことです。

     

    沖縄の古代史に縄文時代や弥生時代は無く、両方合わせて貝塚時代。農耕を始めたのは、アマミキヨが沖縄に降臨した(?)以降なので、2千年ほど前のことです。だから、数千年前の徳之島には、南北の森を分断するような畑はありませんでした。

     

     

    貝塚時代の沖縄で、人間は狩猟で生活をしていました。貝を装飾品としてヤマトと交易していたそうですから(貝の道)、それなりの社会は形成されていたんでしょう。黒潮に乗って貝を運ぶのはいいとして、帰りはどうしたんでしょうね(^^)

     

    結局、私の知識では徳之島のクロウサギが南北に分断された理由は見当もつきません。でもまあ、100万年も島で暮らしているクロウサギを絶滅危惧種に追い込んだのは人間です。数千年前にクロウサギにとってよくないことが起きたのなら、それは人間が何かをやらかしたような気がします。


    コメント
    このウサギは大島の博物館で剥製になっていました。子供を土の中に入れて育てるそうです。
    のそのそ動き回るビデオも観ました。
    北上は黒潮で、帰りは季節風を待ったのでしょうか。航海術はわかりません。
    親が巣から出る時は入口を塞ぐようです。それで親が事故にあうと子供は生き埋め。ほんま、申し訳ないと思います。
    • coralway
    • 2019/02/03 6:16 PM
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