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獅子が噛み付くと神が付く

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    JUGEMテーマ:地域/ローカル

     

    一昨日と昨日の二日間、具志頭の南の駅やえせで、八重瀬町の民俗芸能公演が開催されました。

     

     

    八重瀬町各集落の民俗芸能を集めたもので、全てをそれぞれの集落で見学しようとすれば何年もかかります。行事日程が同じだからね。

     

    会場の案内では「第一回民俗芸能公演」となっていたので、今後、定期的に開催されるのかもしれません。

     

     

    こちらは友寄の獅子。初代の獅子(1821年作)は沖縄戦で焼失してしまい、左が2代目、右が3代目。

     

     

    2代目の獅子は"ジュウグヤヌシーシメェにだけ登場し、その他の行事やイベントは3代目が務めます。

     

    2代目の獅子頭は彫刻家故山田真山(渡嘉敷兼慎)の作品。材料のデイゴは軽くて丈夫。表面には漆が塗られています。


    摩文仁の沖縄平和祈念像が山田真山氏の代表作。制作に18年を費やしたそうで、この像が氏の遺作となりました。

     

     

      

     

    イベントなどで複数の獅子舞が登場する場合、演舞の順は常に決まっているようです。この日のトリは、八重瀬町の無形民俗文化財に指定されている玻名城の獅子舞。

     

      

    やはり、獅子舞にも格があるということですかね。だとすれば、最も格上は国の無形民俗文化財に指定されている勢理客の獅子舞かもしれません。

     

    多くの獅子舞の歴史は200〜300年といったところですが、首里汀良町の獅子舞は600年。まさに別格です。また、首里末吉町の獅子は集落の外に出たことが無く、他の獅子と顔を合わせたことがありません。

     

     

    友寄は旧東風平町、玻名城は旧具志頭村なので、この日の会場は玻名城の獅子にとっては地元中の地元。演舞の後で客席を襲い、子供達の頭をカポカポと噛んでました。

     

    獅子が噛み付くと神が付く

     

     

    獅子神様に噛んでいただけるよう、親は子供の頭を差し出します。

     

    小さい子供達はワンワン泣いて可愛いのですが、小学生ともなると逃げ回りはするものの、もう泣きません。生意気です(笑)

     

     

    こちらは役目を終えて、乾燥中の獅子。もう動かないので、悪ガキ達に頭をペンペン叩かれたり、口を開けられたりして、もてあそばれてしまいます。

     

     

    もっとも、最近の獅子は道ジュネーの途中でローソンに乱入し、口を大きく開けて店員を威嚇するなどして、飲み物を略奪しようとするそうなので、神様と人間の距離はグッと近づいているのかもしれません(^^)


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