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資料展「むかし沖縄」(2)

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    JUGEMテーマ:地域/ローカル


    二件目は、琉球人行列彩色絵図。1832年の作品で、尚育王就任を恩謝するために江戸に上がった使節団を描いたものです。

     

     

    琉球は18回も江戸に使節団を派遣しています。奄美の島々、九州西岸から瀬戸内海を経て大阪までが船。そこから先は徒歩でした。片道2千キロ。

     

    絵図全体はカメラに入りきらず、上の写真はその1/4ほどです。この時の使節団は総勢98人。路次楽隊(チャルメラ隊)や琉球舞踊の舞踊家らが参加しており、日本各地で琉球芸能を披露したそうです。

     


    琉球人行列彩色絵図が描かれたのは、琉球処分の47年前。このころ、日本と琉球の両方で活発に流布されていたのが日琉同祖論です。


    椿説弓張月 為朝実伝(ちんせつゆみはりつき ためともじつでん)

     

     

    源為朝(1139-1170)は平安時代末期の武将で、義経の叔父にあたります。戦に敗れて伊豆大島に島流しになりましたが、船が遭難し、琉球に漂着したとされています。

     

    尚巴志が琉球統一を果たす250年ほど前、舜天(しゅんてん:1166-1237)という初代の中山王がいましたが、その舜天が為朝の子で、その王統にはヤマトゥの血が流れていると。つまり、日琉は同祖なのだと。

     

    まあ、そんな本です。

     

    これは伝説とも言えない、後世の付会の説ですが、昔も今も、日琉が同祖であったほうが都合が良い人達がいて、今なお、それを流布し続けています。

     

    私が浦添市教育委員会と激論(笑)した投稿があります。面白いので読んでみて下さい。


    牧港「テラブのガマ」 


    (続く)


    コメント
    仮に為朝が琉球に流れ着いたとしても利用価値のない為朝が支配階級にいられるはずがありません。
    それに為朝の血が流れているから同祖という展開も馬鹿げた論理です。

    公文書館の隣にあるバスの新川営業所で売っているおにぎりが大好きですw
    ですから、嘘と知りつつ、自分達の都合で流布させたんでしょうね。政府の御用評論家達と同じです。

    ところで、そのおにぎりは新川営業所の食堂で売ってるんでしたっけ。行こうとしてたのに、忘れてたなぁ。行かないと(笑)
    • coralway
    • 2019/02/20 11:54 AM
    バス乗り場に面した窓口に並べてあります。
    素朴な感じが好きです。
    • 阪神
    • 2019/02/20 9:16 PM
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