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喜んでる場合じゃない(県民投票)

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    JUGEMテーマ:地域/ローカル

     

    県民投票が終わりました。

     

    (1)投票率、得票率

     

    私は投票率が60%、反対票の得票率が70%と予想しましたが、結果は投票率が52%で得票率が72%でした。

     

     

    投票率が伸びなかったことは残念でしたが、低い投票率の中で、反対票が知事選における玉城デニー氏の得票数(396,632)を上回ったことは良かった。満足はできないものの、まあまあの結果だったのではないでしょうか。

     

     

    (2)県民投票の成果

     

    政府や最高裁が「県知事選の結果は辺野古埋め立て反対の民意とは言えない」と言えなくなった。更に、宜野湾市と名護市が上記の結果だったので、政府が「地元中の地元は容認」と言いにくくなった。とりあえずは、この2点が現時点での成果と言えます。

     

    反対票の票数が有権者数の25%(289,074)を超えたので、県条例により、県知事に投票結果を尊重する義務が生じました。辺野古埋め立てを容認している保守系首長達も知事同様に、市町村別の投票結果を充分に認識して欲しいと思います。

     

     

    (3)喜んでる場合じゃない

     

    今回の県民投票には3つの組織が関わりました。

     

    1.「辺野古」県民投票の会

     

    元山仁士郎氏が代表を務める市民団体で、県民投票に向けた署名集めを行いました。県議会への条例提案に必要な署名数の約4倍(92,000筆)の署名を集め、県民投票を実現しました。

     

    2.沖縄県、沖縄県議会

     

    一度は5つの市の市長(議会)が投票事務を行わないことを決め、全県投票ができない状況になりましたが、紆余曲折を経ながら、全県投票を実現しました。

     

    3.新基地建設反対県民投票連絡会

     

    県知事の支持母体である「オール沖縄」による組織で、街宣車やポスターなどを使って、「県民投票は反対に◯」を呼びかけました。

     

     

    さて、この3つの組織のうち、「辺野古」県民投票の会と沖縄県(県議会)が、今回の県民投票を実現してくれたことに対して、心から感謝したい。

     

    一方、「オール沖縄」には注文をつけたいことがあります。

     

    選挙ならば、候補者が街宣車から政策を訴えて、それを聞いた有権者がその候補者に投票することはあるでしょう。その点、今回の県民投票で「反対に◯」と叫んで、「おぉ、そうやな。反対に◯しよか」と思った人がいるんでしょうか。

     

    オール沖縄が訴えようが訴えまいが、大勢に影響は無かったのではないかと。むしろ、県民の判断を静かに待つ姿勢のほうが、品があって良かったと私は思います。

     

    「いや、活動には意味があった」と言うのなら、投票率が50%をやっと超えた水準に止まったことを反省して欲しいものです。

     

     

    辺野古埋め立てに反対する民意は投票前からわかっていましたが、今回、それが数値になりました。県民は「オール沖縄」に対して、有効な材料を提供したのです。

     

    「オール沖縄」の面々は自らの責任の重さを認識し、毅然とした顔で左斜め上45度あたりに顔を向けるべきだったでしょう。バンザイして喜んでる場合じゃあないと私は思います。

     



    県民投票と同じ日に行われた「天皇在位30年記念式典」で三浦大知さんが歌った「歌声の響」が良かった。



    ナイチで名が知られている沖縄の歌手が沢山いる中で、彼を選んだセンスの良さが光ります。


    名護の愛楽園を訪問されたことがきっかけで、両陛下が作詞作曲された曲とのこと。


    もちろん、県民投票とは何の関係もありませんが、過重な基地負担から逃れようにも逃れられずにいる沖縄県民が民意を示した日でした。沖縄出身の歌手がウチナーグチで歌う曲を、両陛下がじっとお聴きになっている姿に、しみじみとしてしまいました。


    コメント
    ウチナーンチュですが、天皇陛下については、たぶん僕の世代までだと思います。
    決して天皇陛下が始めた戦争でもないけど、国旗を燃やされたりするのも、少しそだねーーって思います、、、


    僕より若い世代はモヤモヤしないのでは、、、沖縄に来て下さってありがとうねー、琉歌作ってくれてありがとうねー って思ってるハズ、、 ^^;

    どんなーでしょうか、ウチナーンチュで、県民投票してもらいたいぐらいです、、、、
    でも。「沖縄出身の歌手がウチナーグチで歌う曲を、両陛下がじっとお聴きになっている姿に、しみじみとしてしまいました。」っていう感じには僕はなれません、、、、、^^;

    あっ、やはり人それぞれか、、、


    気にしないでねー Cさん、、^^

    でもみんながどんな風に思ってるか聞いてみたいわーー、、

    内地に住んでて、実家に天皇陛下の額縁飾ってる実家、おじいちゃんの家とか見ると、、、

    みなさん、、たぶん人それぞれで、考え方もその人それぞれであるんだろーーなーー^^;

    またもや!!!  レス不要です^^
    • うちなーんちゅ
    • 2019/02/25 10:21 PM
    なるほどねぇ
    • coralway
    • 2019/02/26 6:58 AM
    あっ、、実家は、やまとぅんちゅーの嫁さんの実家ね^^;
    • うちなーんちゅ
    • 2019/02/26 2:19 PM
    百恵さんちの息子さん?と思っていました。沖縄の歌手のかただったのね。すみません。
    ご在位30年となると来し方の徒然を思い出して、涙するなんてまねは、やはり天皇陛下、皇后陛下ともなられるとなさいませんのね。
    上つ方はたいへんだわ。
    なにわともあれ、これからはのんびり老後を楽しんでいただきたいわ。
    お金の心配もないし、老人ホームの心配もいらない。あ、でも、雅子さまは心配。
    • ikoka
    • 2019/03/02 3:50 PM
    出る杭は打たれるのよ。わかるわあ〜
    • ikoka
    • 2019/03/02 4:02 PM
    皇太子の時に火炎瓶を投げつけられて。あの訪沖の直前、宮内庁が「何が起きるかわかりませんよ」と言ったら「何が起きても受け入れます」と言われたらしいわ。動画を見ると、その覚悟が現れているように思う。

    ひめゆりを訪ねた時に、白梅の話題になると慰霊碑の方角を聞き、皇后と共に頭を下げられたそうだ。そうしたことを繰り返して、両陛下はウチナーンチュに受け入れられたと思う。

    上のうちなーんちゅさんが言うように、世代によってはどうしても受け入れられないのも当然だけど、「沖縄に寄り添う」ことをやってこられたと思うわ。

    新しい天皇と皇后は、どんなになるかね。
    • coralway
    • 2019/03/02 4:07 PM
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