JUGEMテーマ:地域/ローカル
那覇に住んでいる私の行動範囲は広く見ても名護周辺まで。そこから先のヤンバルへ出かけることは小旅行の感覚です。本島最北端の辺戸岬まで那覇から115km。沖縄自動車道を使って丁度2時間かかります。
国道58号線を北上し、宜名真トンネルの手前で旧道に入ると茅打バンタに出ます。
そこを更に進むと大石林山の脇を抜けて辺戸岬に到着です。
辺戸岬と与論島@国頭村宜名真 pic.twitter.com/zm1Bx1QkIJ
― 沖縄の風景 (@coralway39) January 16, 2019
茅打バンタから大石林山へ向かう途中。左手に坂を下った所に見える学校が北国小学校。
正門の奥に校舎があり、その背後に東シナ海が広がります。いかにも沖縄な立地にありながら、どうして北国小学校なんだろう。南国小学校にすればいいのにと思ってました(^^)
最近、北国の読みが「きたくに」と知り、ピンとくることがありました。それはヤンバルの山中を縦断する大国林道。私はこれを「だいこく林道」と思ってまして、後に「おおくに林道」だと知りました。大宜味村から国頭村に至る林道なので「おおくに」です。
そうすると「きたくに小学校」が北国頭を意味することに気づきます(たぶんね笑)。
1890年の創立で129年の歴史がある北国小学校の児童数は5名。この春から休校になり、10km南の佐手小学校と共に、20km南の辺土名小学校に統合されます。
小学校が20km先って(^^)。父兄が順番に送迎するのか、スクールバスを運行するのか。いずれにしても、小学生が毎日40kmも車に揺られて大丈夫なんでしょうか。
国頭村には村立小学校が7校あり(辺土名、奥間、佐手、北国、奥、安田、安波)、辺土名小、奥間小は100人規模で、その他の5校の児童数は多くて10人程です。西海岸にある佐手小、北国小の2校が辺土名小に統合され、東海岸にある奥小、安田小、安波小の3校は残りました。
東海岸から辺土名小に通うとすれば山越えになります。西海岸の2校よりも更に負担が増すことになるので、統合が難しいのでしょう。
さて、この春、1人の児童が北国小学校を卒業しました。
「人数が少ないので、みんなが家族みたいで楽しい学校生活だった」
そのお母さん。
「ヤンバルクイナの調査や海ガメの産卵など、都会ではできないことを学んだ。人として大きく成長した」
でしょ〜。
報道は休校になる小学校との別れを惜しむ内容で、もちろん心温まりはするものの、それで済ませていいのか?とも思います。
(続く)
ひらひらさん
那覇のイッペーは終わってました(^^)。もしかして、ヤンバルは今が見頃かも。また来年ね。
Achiさん
月桃の開花はもう少し先になります。毎日私のブログを読んで、チェックするように(笑)