「で、ウフカーの写真はどうした?」と言われましても、ちょっと(笑)
井戸を覆ってる無粋なコンクリート小屋と鉄格子。井戸を撮ろうにも、それだけが目立ってしまうし、背後の石組みが隠れてしまうのよね。まあ、だから写真はやめとこかと。
喜舎場のウフカーに比べて、人通りが少ない場所にあるので、子供の転落防止策が必要なことは分かります。ですので、いつか区の予算に余裕がある時に、井戸と調和するような防止策を講じていただきたいと、はい(^^)
さて、仲順集落はエイサーの定番曲「仲順流り(チュンジュンナガリ)」の故郷。エイサー好きでこの曲を知らない人はいないでしょう。て言うか、この曲を聞くと夏が待ち遠しくなるのが普通です。
「仲順流り〜久高万寿主」(仲順青年会)
(一)七月七夕 中ぬ十日
二才達が揃とてぃ 踊ぅゆたん
(二)仲順流りや 七ながり
黄金のはやしん 七はやし
(三)仲順大主や 果報な者
産子や三人 産しんじゃち
歌詞は七番まであり、上の青字は一番から三番まで。
歌詞の前半はエイサーが始まる高揚感や仲順の描写。中盤はかつての領主である仲順大主とその子供。後半は幼い頃に亡くなった母の面影を追いかける。
う〜む。分かったようで分からない歌詞だけど、曲調やハヤシがエイサーだから、ワクワクしていいじゃん。みたいな(^^)
集落内に仲順大主のお墓がありました。
お墓からの眺め。泡瀬海岸とその奥に与勝半島。仲順集落の一等地に墓所を決めたようです。
沖縄市が進めてるクソのような埋立地も見えますね。腹の立つ。
(終わり)