<< 日韓首脳のどっちもどっち | main | 今日の農連プラザ >>

旧真壁村(東部)の湧き水巡り

0

    JUGEMテーマ:地域/ローカル

     

    戻り梅雨の日曜日。糸満市の旧真壁村の湧き水を巡りました。

     

     

    (1)旧真壁村

     

    琉球王朝の時代、現在の糸満市域には、兼城、高嶺、真壁、摩文仁、喜屋武と五つの間切がありました。糸満という間切はありません。歴史と伝統の街として知られる糸満ですが、当時の地名には無かったということ。

     

    琉球王国が沖縄県となり、1908年に兼城村から糸満町が独立して、初めて地図に糸満の名が表示されました。だから、地名の歴史としては、まだ百年少しということになります。

     

    この日は旧真壁村の東部。真壁、新垣、真栄平、宇江城の各集落を歩きました。

     

     

    (2)新垣集落のソージガー

     

    新垣集落の公民館近くに立派な石垣のお宅がありました。西波平(屋号)さんのお宅。

     

     

    何で屋号が分かるのかといいますと、屋号地図ってあるんですよ。驚きますねぇ、住居地図の屋号版(^^)

     

     

    ソージガーに着きました。

     

     

      

    澄んだ水が流れる様子やその音が、どうしてこんなに気持ちが良いものなのか、と思います。湧き水巡りが楽しいわけです。

     

     

    ソージガーとは集落発祥の際、最初に水を汲んだ井戸を意味します。だから、同じ名前の井戸があちこちの集落にあるんですね。「ソージ」はおそらく「生じる」でしょう。

     

    井戸に降りる階段には、今朝落ちたばかりのサガリバナ。

     

     

    ご覧の通り雨が降りやまず、私はカッパを着て写真を撮ってます(^^)

     

     

    (3)新垣集落のアガリガー

     

    ソージガーはイリーガーとも呼ばれるそうで、そうすると当然にアガリガーがあります。

     

     

    このあたりの井戸は、斜面から樋を伝ってジャガジャガと流れるのではなく、窪地から湧き出すタイプが多いようです。高い丘がありませんからね。

     

     

    アガリガーはクヮッキナガーとも呼ばれているそうです。クヮックィユンは隠れるの意味で、つまり隠れ井戸。井戸周辺の地形的特徴を表していますね。

     

     

    (4)真壁チナー

     

    こちらの立派な石垣は金城増治家住宅。

     

     

    真壁集落の名を一躍有名にした沖縄そばの店「真壁チナー」がここで営業中です(この日は定休日)。

     

     

    屋号が喜納(チナー)なので真壁チナー。

     

     

    (5)真壁集落のシラカー

     

    真壁集落のシラカーに着きました。白井泉。

     

     

    なかなかの佇まいではありますが、工事中のロープや取水ホースが入り乱れて、集中治療室みたいになってます。

     

    とは言え、井戸は元気です。何本もの取水ホースが農業用水を汲み上げてます。

     

    湧き水はそのまま小川となり、畑に向かって流れています。その小川に大ウナギが住んでいたという伝承があるそうですが、この場所の原風景を想像すれば、「いたかもな」と思えます。

     

     

    (6)真壁集落のバンザイガー

     

    最後に訪ねたのはバンザイガー。ここは窪地と言うより、かなりの労力を使って掘ったみたいです。

     

     

    最深部にある井戸。

     

     

    振り返ると東側の降り口と、

     

     

    私が降りてきた西側の降り口。

     

     

    いやぁ、よく掘りました。万歳井泉。

     

    万歳には、両手をあげるバンザイの他に、長い年月から転じて「いつまでも生き栄える」の意味があります。深い井戸が完成したバンザイなのか、枯れない井戸であって欲しい万歳なのか。どちらもいいですね。

     

    相変わらず、黒い取水ホースが目立ちますが、先程も言ったように、これは井戸が元気な証拠ですから、努力して視界から消しましょう(笑)

     

     

    (7)糸洲のワイトゥイ

     

    旧真壁村には4つの集落があると言いながら、紹介した井戸は真壁と新垣だけ。「真栄平や宇江城には行ったんかい」と細かいことを気にされるムキもありましょうが、行きました。

     

    でもまあ、やはり井戸にも見栄えがありまして。まあ、そういうこと(笑)

     

     

    いずれ旧真壁村の西部(伊敷、糸洲、小波蔵、名城)も周るつもりですが、糸洲にちょっと寄りました。

     

    糸洲のワイトゥイ。

     

     

    いやぁ、美しくくびれています。どうしてワイトゥイが好きなのかよく分かりませんが、好きなんですよ。このブログをワイトゥイで検索すると沢山の投稿が出てきます。

     

    沖縄には「ハチャーガマク」という言葉があります。蜂の腰回り。

     

    農連のハチャーガマクは絶滅危惧種に指定されていて残念です。絶滅と言うと何かとカドが立つので、絶滅が危惧されるってことね。絶滅はしていない(笑)


    コメント
    Cさん、あまりにも専門的すぎて、
    だれも突っ込めませんて!
    • たかっち
    • 2019/07/07 8:55 PM
    たかっちさん

    湧き水を見て歩いてるだけなので、専門的ってことは無いと思いますよ。

    真壁チナー以外、観光ガイドには乗らないでしょうから、誰もめったに行かないような所ばかりなのは確かですね。専門的と言うよりマニアック。

    でも、私が好きな場所なので、これまで結構歩いてるし、投稿もしてます。つまり、そういうブログなんですよ(^^)
    • coralway
    • 2019/07/07 9:17 PM
    ソージガーの佇まいを観ると、
    保育園のワラバーターに、水遊びをさせるのに最適ではありませんか(^-^)。

     こんな水量豊かなカーなら、
    ご近所の園は、積極的にワラバーターをミジアシビさせてほしいと思いますね〜。

     私の周辺は、「ハチャーガマク」から進化した「トックリキワタ(腹)」がはびこってます。
     
    • へそまがり
    • 2019/07/08 12:28 PM
    へそまがりさん

    トックリキワタ!!。ナ〜イス(笑)
    • coralway
    • 2019/07/08 12:54 PM
    Cさん
    私もワイトゥイ、大好物でっす!
    なんか双方が見渡せるところまで行くときのワクワク感がたまりません

    ソージガーのサガリバナ、風流ですね。
    こんな感じのところにも沖縄の美しさを感じます。

    また、行きたい場所が増えました。
    いつもありがとうございます(^^)
    • Achi
    • 2019/07/09 9:23 AM
    Achiさん

    ワイトゥイが大好物なんて、さすが、よくわかってるわぁ(笑)

    単に丘を越えるだけなんだけど、先が見渡せないところがいいわけよね。道がややカーブしてると、なおよろしい(^^)

    ソージガーを見て、真壁チナーでそばを食べて、糸洲ワイトゥイを抜けるコースですかね(^o^)/
    • coralway
    • 2019/07/09 9:46 AM
    コメントする









    この記事のトラックバックURL
    トラックバック
    calendar
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    2930     
    << September 2019 >>
    プロフィール
    profilephoto


    念願の沖縄生活を始めて9年になりました。
    沖縄の生活、文化、風土、音楽、政治などの話題を投稿しています。 (y_mizoguchi@i.softbank.jp)
    Twitter
    お勧めの本と映画
    selected entries
    categories
    archives
    recent comment
    recent trackback
    profile
    search this site.
    others
    mobile
    qrcode
    powered
    無料ブログ作成サービス JUGEM