<< 蒲鉾屋のトモコオバァの話 | main | 二枚のポスター >>

沖縄の「まるこめ酢」

0
    JUGEMテーマ:地域/ローカル

    「まるこめ酢」。



    鹿児島のメーカーが製造している合成酢です。マルコメ味噌とは関係ありません。

    合成酢って、本土ではほぼ絶滅したそうで、流通しているのは沖縄だけのようです。

    先日読んだ新聞によると、かねひでにはあるが、りうぼうには無いと。で、近所のコープにはありませんでした。

    沖縄のスーパーの役割分担と言うか、位置関係みたいなものですね。

    てことは、丸大で売ってるはず。



    ありました(笑)。



    本土で見慣れているミツカン酢。これは穀物酢です。500ミリリットルで128円。



    で、「まるこめ酢」。300ミリリットルで168円。



    ありゃ、合成酢のほうが高いんですね。


    細菌のチカラで、お米が酒になり、酒が酢になる。穀物酢は自然の摂理に従った調味料と言えます。

    一方の合成酢は石油製品で、化学調味料や色素、香料などを加えて、酢に似せたもの。

    りうぼうやコープが扱わないのは、このあたりが理由のようです。


    では、値段が高くて、身体にも優しくなさそうな合成酢が、沖縄だけで流通しているのは何故か。

    戦後の一時期、米不足のため、米から酢を作ることが禁止されていたようです。そこで、全国的に合成酢が大量に流通したと。

    やがて、穀物酢の生産が解禁され、本土では合成酢は使われなくなりました。ところが、沖縄ではいまだに生き残っているんですね。

    戦後、米軍統治下にあった沖縄。穀物酢の流入量が限られていたのではないかと思います。そのため合成酢が生き残り、ウチナーンチュの味覚に馴染んでいったんでしょう。

    例えば、刺身を合成酢につけて食べたりしますからね。


    本土で見かけなくなったが沖縄で健在って商品が他にもありそうですが、概ね、合成酢と同じ背景なんだと思います。


    コメント
    コメントする









    この記事のトラックバックURL
    トラックバック
    calendar
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31      
    << May 2020 >>
    プロフィール
    profilephoto


    念願の沖縄生活を始めて10年になりました。
    沖縄の生活、文化、風土、音楽、政治などの話題を投稿しています。 (y_mizoguchi@i.softbank.jp)
    Twitter
    お勧めの本と映画
    selected entries
    categories
    archives
    recent comment
    recent trackback
    profile
    search this site.
    others
    mobile
    qrcode
    powered
    無料ブログ作成サービス JUGEM