JUGEMテーマ:地域/ローカル
8月19日の沖縄タイムスに奥今日子さんの記事が載ったと、読者のココナッツさんから連絡がありました。電子版はこちらから
今日子さんは対馬丸の犠牲者への追悼歌「島々へ」の作者で、対馬丸の惨劇をより多くの人達に知ってもらいたいと地道な活動を続けています。また、彼女は対馬丸の犠牲者の遺族でもあります。そしてココナッツさんはその活動の支援者の一人です。
先日、今日子さんの活動を進める上で、解決すべき課題があるとココナッツさんから相談を受けたので、役に立ってくれそうな私の先輩(那覇市在住)を紹介することにしました。
その課題の概要を記したレジメを私が作成し、今日子さんやココナッツさんに目を通してもらうと「これでよろしい」ということなので、昨日、そのレジメを先輩にFAXしようとしました。
そして、FAXの発射ボタンをまさに押そうとしたその時に、突然、気が変わりました(笑)。昨日は対馬丸の慰霊の日でもあるし、何ごとも誠意が大切なので、先輩の職場まで足を運ぼうと。
たまたま先輩が在席中だったので用件を伝えると、「久しぶりだからお茶でも飲んでいきなさい」になり、同僚の方にも同席いただくことになりました。
伝えるべき事は伝え、先輩の協力が得られることがわかったので、結果はともかく、一つの道筋はつきました。今後は今日子さんやココナッツさんに直接やりとりしてもらいましょう。
これがなかなかいい気分です。今日子さんの活動とそれを支援するココナッツさん達。その輪の端っこあたりに、私も立つことができました。
沖縄で起きた問題はウチナーンチュに相談するに限ります。私が作成したレジメの行間をウチナーンチュなら読んでくれるんですよ。やっぱりね。
写真は小桜の塔と同じ旭ヶ丘公園に建立された海鳴りの像。
対馬丸以外にも海に沈んだ沖縄の疎開船があり、その数25。小桜の塔の建立が先行するかたちになったため、対馬丸以外の犠牲者を慰霊する目的で、この像が建立されました。
像の作者は首里在住の画家、宮良瑛子さん。
私は小桜の塔を拝礼する際に、併せて海鳴りの像にも拝礼することにしています。
(続く)