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南風原町照屋集落の散歩(1)

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    JUGEMテーマ:地域/ローカル

     

    くがに市場で春菊を買った後、南風原町の照屋集落へ寄り道しました。

     

     

    こちらは南風原町の伝統工芸品琉球絣の糸張り場。染色した糸を(織る前に)ここで乾燥させます。

     

     

    主な生産地は隣接の本部集落。

     

     

    美しいです。エレガントです。

     

    絣の技法は14世紀頃東南アジアから琉球に伝わり、琉球の風土に合わせた独自の進化を遂げました。

     

    庶民が身につけることができる絣は無地や縞柄だけ。一方、琉球王府へ納める絣には常に新しいデザインや色彩を求められ、絣の技法は高度に進化しました。言い換えれば進化せざるを得ないのでした。

     

    琉球の風土に合わせた独自の進化とは、忍耐と辛抱強さを兼ね備えた琉球の女性によって成し遂げられたと言えるでしょう。

     

     

    照屋集落の伝統工芸品がこちら。

     

     

    この三線は琉球王朝時代に開鐘(ケージョー)の主座と呼ばれた盛嶋開鐘。尚家に引き継がれ、現在は沖縄県立博物館の所蔵です。

     

     

    琉球王朝の時代。御茶屋御殿に優秀な三線が集められ、弾き比べが行われたそうです。

     

    夜がふけるにつれ音が悪くなる三線が相次ぐ中、明け方の開静鐘が鳴る頃になってもますます美しい音を奏でた三線が五挺ありました。

     

    それを五開鐘と呼び、中でも筆頭に位置づけされたのが盛嶋開鐘でした。

     

     

    三線の胴(チーガー)にはいくつかの種類があり、特殊な共鳴構造を持つ盛嶋型は初心者でもその音色を聞き分けることができるそうです。

     

    照屋集落には盛嶋型の胴を製造する工房があり、各地の三線製作所へ今も名器が供給されています。


    (続く)


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