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南風原町照屋集落の散歩(3)

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    JUGEMテーマ:地域/ローカル

     

    南風原町本部集落の石獅子です。

     

     

    石獅子の視線はこうなっています。彼の仕事は八重瀬岳へのフーチゲーシ(邪気返し)。

     

     

    八重瀬岳、ガーナ森運玉森を三火山(ヒーザン)と呼ぶそうです。本島南部の石獅子はそのうちの一つに睨みをきかせてるか、集落の入口で番犬(ではなくて番獅子)をやってます。

     

     

    上の写真の坂道を下ったところが照屋集落。石獅子の視線の先は八重瀬岳なのに、照屋の皆さんが「何でこっちを見てんねん」と(笑)

     

    かつて、照屋と本部は仲が悪かったらしく、本部に対抗して照屋も石獅子を彫りました。

     

    照屋の石獅子(B)です。本部の石獅子へのケーシが彼の仕事です。

     

     

    上の写真は男前な角度で撮りましたが、正面からはこんな感じ。集落の守護神としてどうなんだと思いますね(笑)

     

     

    こちらが照屋の石獅子(A)。かつて本部には2基の石獅子がいたらしく、これで2対2です。

     

     

    沖縄の石獅子がちっとも獅子らしくないのは、当時のウチナーンチュが獅子を見たことが無かったからではないかと(笑)

     

    300年以上前、富盛の石彫大獅子御茶屋御殿の石造獅子が彫られて、以降「それが獅子」ってことになったようです。

     

    琉球石灰岩は脆いので大雑把な彫刻になるし、長い年月のうちに風化が進みます。だからどうしても威圧感の無い表情になってしまいますね。

     

     

    しかし、石獅子は片時も休まずに相手をジッと見ています。視線を逸らすことはありません。

     

    貴方が他の人から、色々な気持ちで、ずっと見られていると想像してみて下さい。その場から逃れたいと思うでしょ?

     

    だからやっぱり、石獅子の行為には意味があるんですよ。と、思います(^^)


    コメント
     観光協会で鼻吹いている某に、
    この投稿1・2・3及び「南風原の風景」を見せて来ました。

     海も無い!「ぬーんねーらん南風原」と思いきや、
    見る方が見て、見分を深めれば国宝に迫るものが有るではないか!と。

     にーぶいしないで、勉強をしなさい!と。
     取り合えず無知な私のことは置いていて・・
     今日、叱咤激励して来ました。

     いつもながら貯めになります。
    • へそまがり
    • 2019/11/07 4:54 PM
    へそまがりさん

    こちらこそ、いつもありがとうございます。

    琉球絣は多くの工程を経て完成するようですが、南風原にはその工程ごとの職人(プロフェッショナル)がいるからこそ絣が完成すると聞きました。三線も同様。

    南風原町にはそうした人財が沢山いるんだから、観光協会には「情熱大陸」みたいな企画をやって欲しいですわ。テレビ放送じゃなくても、レポートでいいから。

    いつまでもウルトラマンと飛び安里じゃなくて、現役のプロフェッショナルに着目して欲しいと思います。
    • coralway
    • 2019/11/07 5:33 PM
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