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今帰仁グスクの石積み

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    JUGEMテーマ:地域/ローカル

     

    今帰仁グスク、大庭(ウーミヤー)の石垣。

     

     

    この石垣をよく眺めると、少なくとも3世代の石積みがあることが分かります。石垣の根の部分の石積みとその上に古い石積み、さらにその上に新しい石積み。

     

    いずれも野面(のづら)積みではあっても、石積みのスタイルが明らかに異なります。例えば、古い石積みは目地にこだわらずに乱積みされていますが、新しい石積みは目地を水平方向に揃えようとしています。

     

     

    今帰仁グスクは2000年に世界遺産に登録され、その直後に大改修を行ないました。新しい石積みは、おそらくその時のもの。

     

     

    不細工だと思いませんか?。どうして古い石積みに揃えようとしないんでしょ。

     

    何かの理由があるのなら、是非それを知りたいし、特に理由が無いのなら、やりたいようにやったってこと。それならば、呆れるしかありません。

     

    もしかして、石積みの技術を持たない、そこらの業者にやらせんじゃあないでしょうね。

     

     

    野面積みは加工しない自然石を積み上げるもので、プロの石工技術者が積むと大変強固な石垣になり、素人が積むといとも簡単に崩れてしまうとのこと。

     

    こちらは一昨年の台風で崩落した城壁です。

     

     

    「プロに頼んだんでしょうね」

     

    と言いたい。

     

     

    単なる観光施設ならともかく、今帰仁グスクは600年続いたグスクで、その歴史が郷土の誇りのはず。それをたったの15年で崩してしまって(^^)

     

    御先祖様に顔向けできないとはこのこと。「なめてんのか」と叱られますよ。


    コメント
    我が家に「かなーうんちゅう」と言う、使用人のおじいさんがいました。その方は、石積の専門家で家の周囲の塀や畑の猪野垣を作る時は、いつもお願いしていました。ひとつひとつ手積ですから、時間はかかりましたが、今だ壊れず残っています。この方、なぜかしら上地流空手の親族の方でした。
    • NAO
    • 2019/12/28 6:18 PM
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