<< 農連市場の再開発 | main | 八月十五夜の茶屋(The Teahouse of the August Moon) >>

真珠道を歩く(3) 識名坂上〜識名宮

0
    JUGEMテーマ:地域/ローカル

    真珠道(まだまみち)を歩く。

    第3回目は、識名坂上から識名宮までの道です。

    この辺り、現在の地名では繁多川(はんたがわ)です。そして、今回歩いた道を古い名前で、前道(めーみちー)と呼びます。


    ここで、画期的な案内板を紹介しましょう。

    20110303183601_0.jpg

    お気づきでしょうか?

    案内板の左上に、繁多川「字」指定文化財とありますね。国でも県でもない、市町村でもない、繁多川の自治会が指定した文化財だと言うのです。

    そして、前道に沿って、繁多川地区に残る史跡のそれぞれに、このような案内板が設置してあります。

    なんて素晴らしい!!

    次の写真は前道、つまり真珠道沿いの石垣です。20mほどの長さですが、沖縄戦で破壊されることなく残りました。

    20110303183530_0.jpg

    かなり難しいことですが、視界から路面や住宅を消し去り、真珠道を思い浮かべてみました。

    案内板のおかげです。それが無ければ、ただの古い石垣と思ったに違いありません。


    続いて、湧き水の場所を2ヶ所紹介します。

    大川(うふかー)と、

    20110303183437_0.jpg

    坊主川(ぼーじがー)です。

    20110303183459_0.jpg

    大川の水は飲料水に向き、那覇市が上水道を敷設する前に、簡易水道を通して繁多川の各家庭に供給されました。

    そして、坊主川の清水は豆腐造りに使われました。

    繁多川は湧き水が豊富で、豆腐屋さんの多い場所です。

    そこに勤める私の知人が、時々、美味しい「ゆし豆腐」を分けてくれます。


    写真でおわかりのように、いずれも保存状態が良く、人の手が入っていることがわかります。

    地区ぐるみで古いものを後世に残そうとする気持ちが伝わってきます。

    真珠道を辿り、当時から残る石垣や湧き水を訪ねながら、繁多川自治会の取り組みに、心から感謝しました。


    沖縄に来て一年半、随分色々と史跡を訪ねましたが、こんなに嬉しい気持ちになったのは、初めてかもしれません。


    豊かな湧き水が、地区の皆さんの気持ちをも、潤してきたのでしょう。

    本当に素晴らしい事です。

    コメント
    コメントする









    この記事のトラックバックURL
    トラックバック
    calendar
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    2930     
    << September 2019 >>
    プロフィール
    profilephoto


    念願の沖縄生活を始めて9年になりました。
    沖縄の生活、文化、風土、音楽、政治などの話題を投稿しています。 (y_mizoguchi@i.softbank.jp)
    Twitter
    お勧めの本と映画
    selected entries
    categories
    archives
    recent comment
    recent trackback
    profile
    search this site.
    others
    mobile
    qrcode
    powered
    無料ブログ作成サービス JUGEM