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世界で初めて空を飛んだのはウチナーンチュだった・・か?

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    JUGEMテーマ:地域/ローカル

    那覇の東隣、南風原町に高津嘉山(たかつかざん)という低い山があります。

    18世紀の末頃、この山の頂から飛び出したウチナーンチュが、空を舞ったらしいです。

    その名は、“飛び安里(とぅびあさと)”。

    彼の偉業を讃え、琉球国王から褒美が与えられたという記録が残っています。

    ライト兄弟が空を飛んだ日より、100年以上も前のことです。

    南風原町が製作した復刻機の飛行実験は、日本テレビが中継しました。

    “飛び安里”の本名は、安里周祥(あさとしゅうしょう)。首里の花火職人だそうです。


    人力で空を飛ぶ方法は2通りあります。

    一つは、羽を付けてバタバタする方法(可動翼)。もう一つは、羽を動かさずに空を滑空する方法です(固定翼)。

    前者は鳥のまねですね。

    この方法で飛ぶのは、身体が小さく筋力のある鳥だからこそ可能なのであって、身体が大きく筋力のない人間には、絶対に無理です。

    後者はハンググライダーですね。

    これなら飛べます。


    それで、“飛び安里”はバタバタ型だったそうです。

    なっ、だからどうも信用できなかったんだよな。

    だいたい、“飛び安里”って名前が、なんだかウソくさいムードです。


    では、南風原町が飛ばした復刻機はどうだったのでしょう。

    そのレプリカが、町役場のロビーに展示してあるそうです。南風原町の知人が「はあはあ、あれね。あるある。」と言ってました。


    復刻機はどうも、ハンググライダーに似ているようです。そして、それをハンググライダーのベテランが操縦したとか。

    そりゃあ飛びますよねぇ。


    私の印象ですが、どうも“飛び安里”は飛んでませんね。


    日本人のうち、いや、南風原町民のうち何割の人が“飛び安里”を知ってるんでしょう。

    これではイカンと、南風原町は、高津嘉山の頂に、“飛び安里”を讃える石碑を建て、安里のAの形に羽をつけたデザインのモニュメントまで据えました。

    そうなってしまうと、引っ込みがつきません。


    うーん。

    バタバタでは飛べないんですけどねぇ。

    コメント
    バタバタと決めつけなくていいと思います。
    どーせ全部はっきりしない推測の情報だから。

    飛び安里についてのことで、
    証拠のある情報は1つもありませんよ。
    • seira
    • 2014/01/26 4:07 PM
    飛び安里はバタバタ型で飛んだと伝承されていて、私は「だとしたら飛んでない」と書きました。

    どこに証拠が必要なんでしょう。
    • coralway
    • 2014/01/26 5:43 PM
    そうですね!
    確かに、その伝承のとうりでは飛び安里は飛んでいないはず とあなたは指摘しただけでした。

    なんか、すみません。
    首突っ込んでしまって・・・
    • seira
    • 2014/01/27 9:59 AM
    面白い話もあるもんですね。
     風の強い沖縄だけに案外、足と手を翼に固定した状態なら“飛んだ”かはともかく、風に“飛ばされる”ことは何度かあったかもしれませんよ(笑)
     調べてみたら、妻が命綱を持っていたそうですし、凧みたいな感じだったのかも?
     足が浮いたら大喜びする時代でしょうし、その程度だったら、ねー(笑)
    • ahaha
    • 2014/01/27 11:51 PM
    南風原町が製作した復刻機のレプリカがこちらに

    http://coralway.jugem.jp/?eid=839
    • coralway
    • 2014/01/28 1:36 PM
    遺族はきっと、誇るべき祖先の仏壇を国に持っていかれるのを恐れて、証拠を隠してしまったのだと思います。自分の先祖さまなのに、お骨は持ってかれるなんて嫌ですから。
    だから確かな情報はないんだと思います。
    でも、南風原町があのように正式に情報を提供してしまったから、こんがらがってしまったんですね。

    地域の図書館に、「飛びアンリー」という子供向けの本がありましたよ。
    • seira
    • 2014/01/30 6:25 PM
    「飛びアンリー」は知りませんでしたが、表紙を見るとバタバタ型で飛ぼうとしていますね(笑)。

    飛び安里は南風原町の偉人と位置付けられているので、町の話題作りで、復刻機を飛ばしたんでしょうね。

    ところが、バタバタ型では飛べませんから、ハンググライダーのような滑空型で飛んだことにしたんでしょう。

    これは歴史の捏造と言えるかもしれません。しかし、町の話題作りが目的ならば、許される捏造なのかもしれません。

    浦島太郎や桃太郎を「史実に反する」なんて言う人はいませんからね。

    • coralway
    • 2014/01/30 6:46 PM
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