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ウェイ・ファインディング (路を見つける)

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    JUGEMテーマ:地域/ローカル

    1975年の沖縄海洋博の時に、ミクロネシアのサタワル島から沖縄まで、何千キロもの距離を小型の帆船(と言うよりほとんどカヌー)が風の力だけで航海してきました。



    驚くのは、この船には、GPSはもちろん、海図も、羅針盤も、六分儀もなく、人間の五感だけに頼って、沖縄にたどり着いたことです。

    考えてみて下さい。サタワル島を出た船は、すぐに、陸地が見えなくなるわけです。見渡す限りの海の上で、どっちを向いて進めば良いのか。

    太陽の位置や、星の位置で方角がわかったとしても、自分が今、どこにいるのかわからなければ、どうしようもないと思いますよね。

    ところがわかってしまうのですね。「すごい」としか言いようがありません。

    その船の船長に、プラネタリウムの真ん中に立ってもらって、星を映すと、「ここは、○○島の××キロ東のあたり。」と、おおよその自分の位置がわかるのです。

    しかも、そのあたりの海流の方向がわかっている上に、波の形状から流れの速さを判断できるので、「海流に流されることを計算すると、北へ向かうには、北北東に向かうべきだ。」とわかってしまうのです。

    加えて、鳥の種類と飛んで行く方向、魚の種類、海の色・・・・。自分の五感から得られる情報を、正確に解析して、進むべき方向を判断できるのです。その技術を祖先から、ずっと継承してきているのです。

    うーん。

    自分の人生を振り返って、その時々のベストと考えた方向に進んだつもりでいますが、うまくいった事があっても、それは「たまたま」だったのかもしれないと思えてきます。

    沖縄の海人(うみんちゅ)に、「そんなの驚かんよ。」と言われたら、なんだか、落ち込むなぁ。

    でも、聞いてみよう。

    大阪の万博公園にある、国立民族博物館で実物を見ることができます。

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