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沖縄の石橋(1) 真玉橋と報得橋

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    沖縄の橋と言えば琉球石灰岩による石橋ですが、実は、沖縄本島の石橋は、30ヶ所ほどしか残っていません。

    石橋中の石橋、つまりチャンピオンブリッジは真玉橋(まだんばし)です。

    南岸(豊見城側)から撮った古い写真と



    北岸(国場側)から撮った古い写真です。

    __.JPG

    沖縄を訪れた本土の建築家が、「その形の美しさ、見れば見るほど心地良い橋である。」と絶賛した石橋です。

    国場川に架かる真玉橋の歴史は、洪水との戦いでした。

    造っては流され、また造っては流されを繰り返し、とうとう、神女を人柱にしたという言い伝えまであります。

    18世紀に琉球王朝の技術の粋を結集して建造したこの石橋が、その歴史に終止符を打ちました。


    この石橋は沖縄戦で失われ、今は残っていません。現在の真玉橋は2002年に建造されたもので、写真の真玉橋は先々代になります。

    現在の真玉橋を建造する際に、先代の橋を壊したところ、橋の両岸から、先々代の橋の一部が発掘され、橋のたもとに保存されています。

    その写真がこれです。



    真玉橋は5連の石橋でしたが、上の古い写真では、どちらも中央の3連しか写っていません。

    つまり、発掘された部分は、石橋の取り付け部分のアーチで、中央部分のアーチに比べるとかなり小ぶりです。


    糸満市照屋に、同じような経緯で現存する橋があります。

    報得橋(むくえばし)です。



    この古い写真の左側に、小さなアーチが写っていますね。その部分が後に発掘され、橋の近くに保存されています。



    いずれも、古い石橋の一部が残されたことはラッキーでした。何も無いよりは、ずっとマシです。

    しかし、それでは風景にはなりません。眺めて見るのには、一部は一部でしかありません。


    で、沖縄には完全な石橋は無いのかと言えば、あるにはあります。

    わざさわざ、「あるにはある」などと言う理由は、次回投稿します。

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