JUGEMテーマ:地域/ローカル
那覇市の東隣の町、南風原町は"なかなかヤル"と評判です。
これまで、飯上げの道や21連アーチ橋、そして羽衣伝説などの話題を投稿し、南風原町のPRに努めてきましたが、この日ははじめて役場へやってきました。
立派な役場です。
あっ!間違えました。
役場はこちらでした。
似てませんかね。ここを通るとガチャピンを思い出すもので。
この役場が完成した時、当時の町長さんが黒塗りの公用車を購入し、さっそく乗り回していたところ、町民から、
「役場が立派になったからって、町長が立派になったと思うなよ!!」
という批判が殺到し、ションボリした町長さんは公用車に乗らなくなったそうです。
役場に入ると、二人のマネキンが出迎えてくれます。
何が起こったのかと驚きましたが、南風原町はかすりの産地なので、そのPRでした。
「あっ!」と思って、玄関の外に戻ってみると、
ジャーン!!
自動販売機もかすり模様でした。さっきは気付きませんでした。
そう言えば、南風原町のヒーロー"黄金戦隊かぼっちゃマン"に登場するヒロインは"かすり姫"でした。
そして、今、気付かれたと思いますが、南風原町はカボチャの産地でもあります。
マネキンの向かいには、
ジャジャーン。飛び安里です。
これはレプリカで、人類史上初めて空を飛んだ(ことになっている)「羽ばたき機」を復元したものは、これの2倍の大きさだったようです。
人類発、世界発のモニュメントにもかかわらず、車椅子置場になりつつありますが、大丈夫でしょうか。
勤務先で、5人の社員に「飛び安里を知ってる?」とたずねたところ、知ってたのは1人だけでした。
彼は南風原町民ですから知ってて当然です。南風原町の小学生は授業で飛び安里を教わるそうです。
南風原町のPRと言いながら、ちょっと馬鹿にしてませんか?
と、思われるかもしれませんが、そんなこんなありません。
ジャジャジャジャーン。
南風原町とカナダの友好の礎。
すごいじゃないですか。
しかし、一方は沖縄県で唯一、海岸が無い市町村の南風原町。
もう一方は、多少田舎ながらも、太平洋から大西洋、北極海まである独立国家です。
南風原町の人口は35,000人。相手のカナダは3,500万人。
1,000倍じゃないですか。
面積は?
南風原町の10平方kmに対して、相手の、カナダは1,000万平方km。
ひぇ〜。世界第2位の広さ。何倍になるのか、暗算では計算できません。
すごい!!すご過ぎる。
南風原町は"なかなかヤル"という評判は、やはり本当でした。
これで終わりますが、よろしいでしょうか。明日も南風原町の話題です。たぶん。