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今日は慰霊の日。
沖縄戦が終結して66年が経ちました。
沖縄戦終焉の地、糸満市摩文仁の平和祈念公園で、毎年、戦没者追悼式が行われています。
写真は東側から見た摩文仁の丘です。
追悼式には昨年に続いて菅首相が参列しました。
たった2日前、ワシントンで行なわれた日米安全保障協議委員会(2プラス2)で、普天間基地の辺野古移設を再合意したばかりです。
菅首相がどの様な挨拶をしても、ウチナーンチュには何も響かないでしょう。
しかも日帰りだそうです。
昨夜は赤坂の料亭で仲間の議員たちと飲んでいたようですが、そんな暇があるのなら昨夜から沖縄に来て、仲井真知事や稲嶺名護市長、安里宜野湾市長らの話に耳を傾ける時間を持てないものかと思います。
那覇市国場の自宅から摩文仁まで、約15キロの距離ですが、その間にある大小すべての交差点に警察官が配置されていました。
菅首相を迎えるにあたり、不審車両に対する備えなのでしょう。
個々の警察官には、炎天下お疲れ様と思いますが、この警備に効果はあるのでしょうか。
とんでもない人数でした。
そして、海上には保安庁の警備船が配置されていました。
追悼式に参列するつもりで自宅を出ましたが、会場が近づくにつれ、警備が厳重になり、会場から遥か離れた場所で通行止めになっていたので、今年の参列はあきらめました。
県庁前から無料のバスが出ているようですから、来年はそれを利用することにします。
それにしても、会場近くにいた警官や県職員の様子には違和感を覚えました。
彼らは公務員です。追悼式会場に参列者を迎える立場にあるはずですが、まったくその意識はうかがえませんでした。