古波蔵のマンションの向かいに、「島オート」という、なんとも沖縄な名前のバイク店があります。
その店先に鳳凰木(ほうおうぼく)が2本、綺麗な赤い花をつけています。
火炎樹とも呼ぶそうですが、その名の通り、燃えるような赤です。
枝が傘型に大きく広がり、気持の良い木陰を作ってくれています。
樹の下に立ち、青空がバックになるように眺めると、いい感じです。
ベンチがあれば、座って眺めたいところですが、残念ながらベンチはありませんでした。
その鳳凰木の写真です。後日撮影したので、花は落ちています。
念願の沖縄生活を始めて14年になりました。
那覇市内を走るバスは、琉球バス、那覇バス、沖縄バス、東陽バスの4社です。
運行経路が複雑で、乗りこなすとなると、大変そうです。
当初、古波蔵から壺川まで歩き、モノレールで通勤するつもりでしたが、古波蔵から空港行きのバスがあることがわかり、以降、琉球バスで通勤しています。
マンションの前に第一古波蔵バス停があるのですが、何故か下りだけで、道の反対側に上りのバス停がありません。
それで仕方なく、隣の古波蔵バス停まで歩いています。
ウチナーンチュに言わせると、「そういう時は、家の前で手を上げればいい」とのこと。
ごもっともなアドバイス、ありがとうございました。できませんけど。
前職の後輩で、沖縄在住の二人を夕食に誘い、小禄の焼肉屋「ゴッチ」へ行きました。
一人はウチナーンチュで、もう一人は沖縄移住者です。
二人とも、私が那覇に越してきたことを知らず、突然連絡したのですが、驚き、そして喜んでくれました。
久しぶりだったので、夜8時から11時頃まで、色々な話をしました。
焼肉を食べると最初の1時間ほどでピークを超え、残ったお肉が網の上で焦げているということが多いのですが、「ゴッチ」の焼肉は美味しく、3時間飲み、そして食べ続け、三人とも満腹になりました。
お勘定をすると三人で7千円ほどでした。
東京や大阪の感覚では、1万5千円という感じでしたので、やはり安いですね。
沖縄のお肉といえば、豚、鳥、山羊ですから、牛肉は本土から仕入れていると思います。
それでもこの値段で済むのは、家賃、人件費が安いからなのでしょう。
沖縄は車社会ですから、飲みにいく時も、ほとんどの場合、車でやってきて、運転代行を頼んで帰っていきますね。
二人は、料金が安いタクシーなのに「考えもしない」と言い、小禄まで歩いて来た私を「考えられない」と言っておりました。
沖縄県は本当に広いです。
沖縄県の地図を、本土の地図と重ね合わせ、那覇を東京に置くと、宮古島が名古屋、石垣島が大阪のあたりとなります。
最西端の与那国は岡山あたりでしょうか。与那国の100km西は台湾です。
那覇空港には国際線が就航しており、ソウル、上海、台北、香港の各便が発着しています。那覇、台北間のフライト時間は1時間半です。
つまり、1時間半の間、沖縄県上空を飛び続け、与那国上空から着陸態勢に入るわけです。
これは、台北が近いと言うよりは、沖縄が広いと言うべきでしょう。
「那覇に行くことになった。」と言うと、「色々、離島にも行けて楽しみですね」とよく言われましたが、東京へ行くことになった人に、「名古屋や大阪に行けて楽しみですね」とは言いませんよね。
本島近辺の島々へは、一泊、または日帰りで行けそうで、現実感がありますが、先島へ行くには、やはり、時間と、お金と、決心が必要です。
私はこれまで、久米島、石垣島、竹富島、西表島、伊江島を訪ねました。
今は、波照間島、与那国島、それから粟国島へ行きたいと思っています。
粟国島は、那覇から北西60kmほどで、那覇空港からも見えることがあるそうです。
したがって、最初の訪問地は粟国島になりそうです。
中江裕司監督の作品「ナビィの恋」のロケ地ですね。
沖縄のオバァが駆け落ちしてしまう映画ですが、切なく、そして暖かくなるラブストーリーです。
今日から仕事なので、目覚ましを使って6時に起床しました。
何か様子が変だと思ったら、お日様が出ていません。
朝早く目が覚め、時計を見て、「何だ、まだこんな時間か。もう少し寝れるな。」という時の感じです。
沖縄の朝は遅いのです。
ところが、お日様が出るやいなや、カキーンと強烈な日差しが照り付け、家を出る頃には、真昼のような明るさになります。
外出する時に忘れてはいけないことは、カーテンを閉めることと、換気扇を回すことです。昼間の室内は高温になりますからね。
バスルームの換気扇のスイッチには、「スイッチを切らないで下さい」と書いてあります。
切ってはいけないスイッチって、何のためのスイッチなのでしょう。
カビ対策なのでしょうから、言われた通りにして外に出ました。
私の部屋には、もう一つ謎があります。エアコンにタイマーが無いのです。
そのかわり?、エアコンを点けると、必ず、3時間で切れるようになっています。
もちろん、故障ではなく、そういうエアコンなのです。
沖縄ならではの理由がありそうなのですが、まったく思いつきません。
沖縄の新聞は、沖縄タイムスと琉球新報の2紙があり、県内のシェアを、ほぼ独占しています。
確かに、ウチナーンチュが関心を持つニュースは、全国紙では不充分でしょうね。
さて、どちらを選ぶのか、簡単なようで難しい選択です。
思想的には、両紙ともにリベラルとのこと、琉球新報が沖縄タイムスに比べてリベラル度が、ややマイルドと聞きましたので、琉球新報を購読することにしました。
次に銀行ですが、那覇市内には、都市銀行の支店・ATMが無く、唯一みずほ銀行だけが、久茂地の国際通り入口付近に支店を設けています。
コンビニのATMで、都市銀行のカードを使えますが、ATMを設置していない店が多く、不便です。
そのため、各種料金の支払用に、地元の銀行に口座を開設する必要があります。
地方銀行としては、琉球銀行と沖縄銀行の2行があり、マンションの向かいに支店があるという理由で、沖縄銀行を選びました。
家族に送金する際は、手数料のかからない郵便局を使うことになりそうです。
連休中に、マンション付近を歩き廻り、薬局、郵便局、食堂、スーパー、コンビニなど、どこに何があるか、だいたい把握できました。
安くて美味しい食堂があれば良いのですが、まだ見つかりません。
昼間、営業している食堂が少ないようですし、営業しているのかどうかが、よくわからない食堂もけっこうあります。
ウチナーンチュに、「よくわからないのなら、入ってみればわかるさ」と言われそうですけどね。
明日はいよいよ出社です。張り切っていきます。
午前中、生活用品を買いに、小禄のジャスコへ行きました。
ぶらぶら歩いて行きましたが、途中で咳をしたとたん、腰痛に・・。
トホホです。情けない。
腰をいたわりつつ、買い物を済ませ、おとなしくタクシーで帰りました。
午後は仕方なく、部屋でテレビを見て過ごすことにしたら、沖縄テレビで、いい番組がありました。
「戦後60年スペシャルドラマ あけぼの荘の人々 パートV」
出演は、親泊良子、仲田幸子、前川守賢、ひがけいこ、北村三郎、普久原明、津波信一。
いかにも沖縄の番組ですねぇ。
いいじゃないですか。ほのぼのしました。
あけぼの荘は本島南部の玉城村奥武島に実在する民宿だそうです。
いつか、自転車で本島をゆっくり一周したいと思っています。その際は民宿に泊まりたいと考えているので、良い候補地ができました。
ひがけいこさん、写真では知っていましたが、動いている(?)ところは、初めて見ました。
美人です。ライブにも行かないと。
夜はスポーツチャンネルで広島とヤクルトの試合をやっていて、広島が逆転サヨナラ勝ち!!。
腰をいたわりつつ、静かに興奮しました。
何でカープの試合をやっているのかは知りませんが、明日、明後日も中継があるようです。
見ないと。