JUGEMテーマ:地域/ローカル
今日は午後の便で大阪に帰るため、昨夜は、今年最後の沖縄の夜でした。
一つ前の投稿に登場した同僚のI君と、美栄橋の「とり蔵(ぞう)」へ出かけました。
宮崎地頭鳥(じっとこ)の店です。
地頭鳥は、宮崎県認定ブランドの鶏肉で、もも肉を強い炭火で焼き、ゆず胡椒で食べるのですが、文句無く良い味でした。以前、本場の宮崎市内で食べたことがありましたが、油がしつこくて、あまり良い印象ではなかったのですが、昨夜はそれをすっかり見直しました。
このお店、いつも満員で、予約が必要だそうです。昨夜は、ちょうど団体が終わるところだったので、運良く10分ほどで座れました。
ところが、看板のもも肉が品切れになってしまい、I君は、「吉野家で牛肉が無くなったようなもんですね。」とわかりやすく嘆いていました。明日から正月休みなので、店としては売り切りたかったのでしょう。
うーん。新鮮な商品を提供しようとする姿勢なのか、セコイのか、4対6で後者の気がします。
途中で、やはり同僚のY君が合流すると連絡があり、店を変えることにしました。
とり蔵のすぐ近くにある「彩花(さいか)」は、「のれんをくぐると、割烹着の美人女将がいて、美味しい料理でお酒を呑む。」という、単身赴任者あこがれのパターンに見事にはまっている店で、この店も常に満員です。
カウンターとあがり座敷に2卓のこじんまりとした雰囲気の店で、美人のママと感じの良い若い女性スタッフがいます。
沖縄の食材もありますが、メインは本土料理で、そのあたりが、沖縄料理に食傷気味のナイチャーに強く支持されているようです。
表通りから、一本入った場所なので静かですし、店の入り口の照明も適度で、客の立場からすれば、「自分の店」という気持ちになれそうです。
どっから、どう考えても、「繁盛するはず」の店で、色々と計算し尽くされているように思えます。
この店も、今年は昨夜が最後で、大阪出身のママは、偶然ですが、私と同じ便で大阪へ帰ります。
あと6時間ほどで、一旦沖縄を離れますが、本当に充実した、楽しい3ヵ月でした。
実にたくさんの方(特にウチナーンチュ)と知り合いになれましたが、「この人は勘弁だな」という人は一人もいませんでした。
(あっ。いましたね。何度も悪口を言いましたので、もうその話はやめておきます。)
そして来年の年末も、今と同じように思っているだろうな、と確信しています。
皆さんも良いお年を。