JUGEMテーマ:地域/ローカル
驚きました。
今朝、5時半ころ、たまたま眼を覚ましていたのですが、突然、グラグラっときました。
震源地の糸満で震度5、那覇は震度4でした。
沖縄は地震の少ないところですから、テレビでは、「こんな大きな地震は、生まれて初めて。」などと、ウチナーンチュが驚いています。
沖縄の朝のテレビは地震の話題が続き、空には報道のヘリコプターが飛びました。
ところが、被害は?と言うと、うるま市で屋上の給水タンクが転落したことと、那覇市内でお年寄りがベッドから落ちて、病院に運ばれたこと。
それだけでした。(他にも、建物の小さな被害は多数あったようですが、大したことはなかったようです。)
考えてみれば、本土で地震に慣れのあったころであれば、今朝の地震は、「まぁ、大きめではあったな。」と思う程度で、すぐに忘れてしまうような強さではありました。
問題なのは、「やはり、沖縄にも地震が起きた。」ということです。
本土の建築物は、「地震がある」ということを前提に建設されていますが、沖縄はそうではありません。
古い木造家屋や、コンクリート住宅などが、「地震が無い」ということを前提に、住宅として成立しているのです。
今朝よりも1ランク上の地震が起きたら、ひとたまりもないと思います。
密集した家屋、複雑な「スージ小」、火災に対して弱い街だということは、一目瞭然です。
「いくら地震が少ないとはいっても、用心はしておきなさいよ。」という、自然の警告だったのかもしれません。