ブログのPRを解禁しました

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    いつも、このブログを読んでいただいて、ありがとうございます。

    今年1月、月間ヒット数が初めて2,000件を越え、一人感激の涙を流しましたが、今月はついさっき3,000件を越えました。

    これまで、友人などにブログのPRはせず、投稿の内容で読者を増やしたいなどと、生意気なことを考えていました。

    最近のヒット数は、この地味なブログも、そこそこの支持をいただけてるのだな、と思えます。

    そこで、今週からPRを解禁し(おおげさですが)、すでに、何人かの方に、アドレスをお知らせしました。

    私を知ってる人が読んでくれることになるので、多少緊張しつつも、今のスタイルで続けようと思います。

    これからも、よろしく、お願い致します。

    行逢りば兄弟

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      本土でも有名な、沖縄の言葉です。

      皆さんご存知のとおり、本土の「袖触れ合うも多生の縁」と同じ意味ですね。

      実は、この言葉、あまり好きではありませんでした。

      ウチナーンチュの親しみやすい性格は実感しつつも、だからと言って、必ずしも「みんなで仲良く。」とはならんだろ。という気持でした。

      なんだか「ウソクサイ」感じがあったのです。

      あることに気づいて、この考えが変わりました。

      「袖触れ合うも多生の縁」という言葉は、もはや、時代劇のセリフですね。

      劇中、お腹を空かせた貧乏な旅の人と、見るに見かねて声をかけた、おばさんがいたとします。

      お 「ここは私の家だから、休んでいったらどうだい。」
      旅 「めっそうもない。そんなわけには。」
      お 「たいしたことはできないけどさ。袖触れ合うも多生の縁と言うじゃないか。」

      という感じですね。言葉の用法としては。

      実は、「行逢りば兄弟(いちゃりば ちょーでぇ)」という言葉、「何隔(ぬーひだ)てのあが、語(かた)てぃ遊ば。」と続きます。

      隔たりなんか無いのだから、(酒を呑んで)一緒に語りましょう、遊びましょう。という意味です。

      例えば、ウチナーンチュの常連さんで賑わっている居酒屋に、一人で入った私は、やはり心細い気持です。

      そんな時に、カウンターで隣になったウチナーンチュが、色々と話しかけてくれます。

      私と話がしたいわけではなく、とにかく、私がリラックスして呑めるように、精一杯、気を使ってくれているのです。私の気持を察してくれているわけです。

      やがて私が、店の人や、周りのお客さんと、楽しく話ができるようになったのを見て、ほっとしたような顔をしています。

      このお客さんは、「行逢りば兄弟」と言って良いのです。

      いくら打ち解けたからといって、私が言うのは間違いでしょう。そのことに、最近、気付きました。

      ヤマトとも違う、中国とも違う、独自の文化を持つ沖縄で、沖縄に来た異文化の者を受け入れる方法を、ウチナーンチュは身につけているということなのでしょう。
      (ですから、ウチナーンチュ同士が、「行逢りば兄弟」とは言わないと思います。)

      東京や大阪で、一人で店に入ってきたウチナーンチュを、ヤマトの人は同じような気持で迎えることができるでしょうか?

      ヤマトには、「袖触れ合うも多生の縁」の精神が、昔(時代劇のころ)はあった。

      沖縄には、「行逢りば兄弟」の精神が、今もある。

      大雑把に言えば、そんな気がします。

      泡瀬沖合埋め立て事業(4)事業見直し

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        昨年10月、泡瀬沖合埋め立て事業への公金支出を命じる控訴審判決が確定しました。

        その直後、沖縄市は、「事業に経済合理性が無いと判断されたのだから、合理性のある計画を作ればよい。」という理屈で、今年の3月までに事業計画を見直すことにしました。

        20年以上の時間をかけて「ダメ」と言われた計画を、たったの3〜4ヶ月で見直しすること自体が合理的ではありませんでしたが、ついにその日がやってきます。

        沖縄市の東門市長は、昨日の記者会見で、「合理性のある計画にするには、いろんな観点からチェックしなければならない。もう少し時間がかかる。なるべく早い時期にと思っている。」と述べたそうです。

        いろんな観点からチェックしなければならないことは、最初からわかっていたでしょう。

        期限の約束を、その直前に破っておきながら、変更後の期限も示せない。

        常識では考えられないコメントです。言い訳にもなっていない・・・・。

        「いろんな観点」とは何でしょう。

        市民の利益を、いろんな観点でチェックしていると言うのなら、具体的な課題と、チェックすべき事項を明らかにし、「来月の市長選で問う。」と言えば良いのです。簡単です。

        中央や地元の政党、あるいは利権業者、市長選を控えた自分の立場などを、いろんな観点でチェックしているから、訳のわからないコメントになるのでしょう。

        市長選の対立候補2名は、困ったことに、いずれも事業推進派です。

        東門さんは、意思決定しないまま市長選に臨み、推進、中止、どちらともつかないまま、再選を果たすことになるのでしょうか?

        あー、わじわじする。

        オキナワノウタ スペシャルコンサート(2)

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          沖縄市民会館へ行ってきました。

          予想通り1,500人の会場が満員大盛況でした。



          トップはティンクティンク。

          りんけんバンドの本拠地「カラハーイ」で、毎晩毎晩、欠かさずステージをこなしている、努力の人たちです。

          あずさぁも今年で30才だとか。でも、相変わらず可愛いです。トークも上手くなっていました。



          2番目はよなは徹。

          坊主頭で出てきたので、最初は誰だかわかりませんでした。

          「皆さん。本人です。」と自分で言ってました。

          昨日、民謡の検定試験を受けたそうで、「初心に帰る」のだそうです。

          彼も35才。本島の若手NO1は揺ぎ無い感じです。



          3番目がシャカリ。

          千秋は来年40才。

          透明感のある声は健在です。生で見るのは今日が初めてでした。

          あまりにもきれいな声なので、歌詞に気持が行きません。ひょっとすると、そのことで彼女は少し損をしているかもしれません。



          4番目が下地勇。42才。

          オリオンビールのCMソングがヒット中ですが、今夜は唄いませんでした。

          ミャークフツ(宮古言葉)の歌詞は、さっぱりわかりませんが、海外の歌と思えばOKです。

          このメンバーの中で、独自の世界を表現できるということは、やっぱりすごいことです。



          5番目はお待ちかねのパーシャクラブ。新良幸人44才。

          「月の美しゃ」、「海の彼方」、「固み節」、「七月節」、「東バンタ」と唄ったところで、ゲストの夏川りみが登場して「五穀豊穣」をデュエット。。

          8月にBaby誕生だそうで、おめでとうございます。

          夏川りみは嫌いではありませんが、パーシャクラブのウォーミングアップが済んで、「さあ。これから。」という時だったので「ちょっと邪魔かな」という気がしました。

          実力者5組を揃えたオキナワノウタ。沖縄のミュージシャンの、層の厚さを実感した3時間でした。

          夏川りみの「童神」の途中で、古謝美佐子が普段着で登場するというサプライズもありました。

          栄町の山羊料理店「まるまん」

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            古波蔵の居酒屋「エール」で、いつものように飲んでいると、何かの拍子に「ヒージャーを食べに行こう。」ということになりました。

            当然、誰も異論は無く、15分後には栄町の山羊料理店「まるまん」のテーブルに座っていました。地元で評判の店だそうです。

            まず、刺身です。

            __.JPG

            絶品でした。

            あまりにも美味しく、最初に写真を撮るのを忘れてしまい、食べかけですみません。

            その新鮮な味と歯ごたえは、私の記憶に、新しい山羊刺の基準を植えつけました。

            今後、中途半端な店では「これでは駄目ですね。」などと、生意気なことを言いそうです。

            写真中央の脂身のような部位は、「クーガ」です。

            「クーガ」は、本来、卵を意味します。雄山羊一匹に卵は2個しかありませんから貴重品です。

            次は、山羊汁です。

            __.JPG

            同行のウチナーンチュNさんは、「ひっさしぶり、やっぱりウメー。」と既に恍惚の表情です。

            レバーや、骨付きの足、少量ですがチーイリチャーも入っています。

            それほどに美味しい山羊料理ですが、私が本土の友人を、この店に連れて来るかと言えば、そうはしないと思います。

            子供の頃から、山羊の味に慣れ親しんでるウチナーンチュにとって、美味な料理ということです

            ですから、本土の人が、いきなり食べて「美味しい。」ということにはならないでしょう。

            「なぁに、これ〜。」、「うわっ。まずーい。」などと声に出されて、店の人や、他のお客さんにいやな思いをさせたくありませんからね。

            琉球王朝の傑作 「長虹堤」

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              かつて、那覇は島であった。ということを、今日初めて知りました。

              昔の地形にゆいレールを走らせたとすると、旭橋から県庁前を経て美栄橋までの間、左手の窓からは海が見え、そのすぐ先には「浮島」という島があったということになります。

              つまり、現在の松山、若狭、辻、東町、西町などは島だったのです。

              国道58号線の旭橋から泊までの間は海の底だったということですね。
              びっくりしました。

              今から500年以上前、ヤマトは室町時代です。

              琉球王朝は、牧志のあたりから、松山交差点のあたりまで、海中道路を建設したのです。
              その名は長虹堤(ちょうこうてい)。

              レインボーブリッジじゃないですか。すごいことをしますねぇ。

              当時の写真はもちろんありませんが、絵ならあります。

              葛飾北斎の琉球八景の一枚「長虹秋霽(ちょうこうしゅうせい)」です。

              北斎は、富士山ばっかり描いていたのかと思ったら、ちゃぁんと沖縄にも来ていたのですね。
              (一番奥に、富士山が見えているような気がしますが、気のせいでしょうか。)



              アーチ型の石堤です。ちゃんと海水が流れるように配慮してあります。

              沖縄本島中部の島に石油基地を造るために、『海中道路』が造られましたが、こちらは、海の流れを堰き止め、周辺海域の水質を一気に悪化させてしまいました。

              えっらい違いです。

              話は逸れますが、普天間移設案として、「勝連の沖に海上基地を造ればいい。」と、政府に入れ知恵した人は、その『海中道路』を造った人ですよ。賛成しては駄目ですからね。

              この話題になると気分が悪くなるので、話を戻します。

              レインボーブリッジにより、那覇(浮島)は第一級の港となり、各国の貿易船で賑わいます。
              琉球王朝は大交易時代を迎えたのです。

              大都市「那覇」は、この時生まれたと言っても良いでしょう。

              それにしても、昨日の真玉橋、今日の長虹堤、いずれも、現在の那覇を形成した歴史的建造物ですが、それらを復元することもなく、埋もれたままにしておいて良いものでしょうか。

              京都や奈良も、相当にコンクリートの圧迫を受けてはいますが、那覇ほどではありません。

              琉球王朝の名橋 「真玉橋」

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                先週、漫湖に現れた怪物の昔話を紹介しましたが、今日は、怪物退治の現場となった「真玉橋(まだんばし)」について投稿します。

                真玉橋は漫湖の東側、国場川に架かる橋で、橋を渡ると豊見城です。

                現在の漫湖は埋め立てによって、「どこが湖なの?」という感じですが、昔は大きな湖だったようです。

                湖を迂回する場合、国場川が漫湖に流れ込んでいるあたりで橋を渡ることになりますが、その位置に真玉橋があります。つまり、交通の要所だったわけです。

                現在の真玉橋のたもとに、こんな遺構があります。



                今から300年ほど前に、琉球王朝によって建設された真玉橋です。

                沖縄戦の終盤、南部へ敗走する日本軍が橋を破壊してしまいましたが、その一部が後に発掘され、保存されているのです。

                沖縄の川は長さが短く、大雨が降ると簡単に氾濫してしまいます。

                真玉橋も洪水の度に流されてしまったり、破壊されてしまったようです。

                洪水に強い橋にしようと、木造橋から石造橋に、更にアーチ橋にと、当時の技術を結集させた改良が続けられました。

                5つのアーチが連なる真玉橋は、それは美しい橋だったようです。

                戦前、戦後の建築専門家が、
                「長、広、高の比例の良さからくる快感、湖水をわたる風のそよぎまで感じられるようだ。」
                「その形の美しさ、見れば見るほど心地良い橋である。」
                などと、絶賛しています。

                先人の知恵と技術によって、沖縄の各地に美しい風景があったのだろうなと思うと、都市化が進み、そうした風景が失われていくことが残念です。

                発掘された真玉橋の一部が保存されていることは評価しますが、できれば人の渡れる橋として再建してほしいものです。「見れば見るほど心地よい橋」を実際に見てみたいと思います。

                さて、最後は、漫湖の怪物の話で紹介した「イリノシーサー」です。

                今日も、西に向かって睨みを利かせていました。

                現在の真玉橋を豊見城側に渡って、二つ目の信号を左に曲がったところに居ます。


                居酒屋「エール」のゴルフコンペ(1)

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                  古波蔵の居酒屋「エール」のゴルフコンペに参加しました。

                  場所は那覇空港近くの「シーサイドゴルフ(par68)」です。平坦で距離の短いコースなので、いいスコアーがバンバン出ます。

                  日曜日なのに、料金が6,000円なのに、空いています。



                  後から追い立てられることがないので、のどかなものです。

                  「今日は黄砂が飛んでるけど、飛行機の着陸は大丈夫かね〜」とか、

                  「嘉手納高校はどうなったかね〜」とか話をしながら、ゆっくりとラウンドしました。

                  さて、私のスコアーは47,46の93でした。

                  4年ぶりにクラブを握って、空振りを心配していたのですから、満足のスコアーですが、同伴の皆さんが、どんどんバーディーを出すので、ものすごく「下手」に見えてしまいます。

                  隣の組で廻っていた常連さんに、「Cさん(私です)、スコアーは?」、「93でした。」、「あっれー、下手だねぇ。」と言われてしまいました。

                  本当にそうなので、返す言葉がありません。

                  皆さん自宅に戻ってシャワーを浴びて、これから、居酒屋「エール」で表彰式です。

                  集合することは決まっていますが、時刻は決まっていません。

                  つまり、マスターのUさんが、小禄の自宅に戻ってシャワーを浴びて、店に出て来て、お刺身などの料理を造り終える時刻です。

                  18時では、少し早いような気がします。19時では、少し遅いでしょうね。

                  そんな感じの時刻から、宴会が始まります。

                  今夜は、ビールが美味しいはず。

                  あぁ。それにしても、身体が痛い。

                  古波蔵の風景ダイジェスト(1)

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                    JUGEMテーマ:地域/ローカル

                    那覇市古波蔵の地図です。

                    これまでに投稿した、古波蔵の風景11箇所に「A」から時計回りに「K」まで、マークをつけました。

                    申し訳ないけど、携帯では文字が見えないかもしれません。

                    今日は、このブログの古波蔵ダイジェストです。




                    Aは私の自宅 「レオパレス21」。住みやすいマンションです。

                    写真は泡盛を飲みながらJUGEMに投稿しているところです。




                    Bはピザとお酒の店「Commune」

                    古波蔵で食事ができる店を次々に試して、最後に残った3軒の1つです。

                    誰にでもお薦めできる、くつろぎの場所です。屋外のベンチ席もどうぞ。




                    Cは沖縄の鉄道(ケービン)の跡地。昔の風景が目に浮かびます。




                    Dは沖縄のファーストフードチェーン「A&W」

                    本土ではまったく駄目でしたが、沖縄では広く県民に愛されています。

                    エンダーと発音しましょう。




                    Eは「爬龍橋」。龍が空を飛んでいるかたちの美しい橋です。

                    橋を渡ったら豊見城です。




                    Fは都会の「マングローブ」。ラムサール条約に登録されています。

                    癒しの眺めです。




                    漫湖を眺めながら、到着したGは 「ガーナ森」

                    昔話の舞台です。




                    さて、Hは奥武山公園。 「那覇まつり」のステージ、フレディ・エトーの雄姿です。

                    このブログ初のコメントをいただいた方でした。なつかしいです。



                    IはCommuneの姉妹店、Bar「NORACRO」です。

                    写真がなくてすみません。

                    この店は、いずれゆっくりと紹介します。

                    Jは 「居酒屋エール」。150円で泡盛が飲めます。今日もビールを飲んできました。

                    今度の日曜は、ここの常連客でゴルフをやります。

                    最後のKは、漫湖公園入口の ブーゲンビリア

                    満開ではありませんが、それでも、きれいですよね。




                    ブーゲンビリアを赤い花と思っている方のために、拡大写真です。

                    花は黄色く、葉が赤なのですね。ご存知でしたか?



                    以上、古波蔵ダイジェストでした。

                    いいところでしょ?

                    沖縄生活に危機が・・・(1)

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                      JUGEMテーマ:地域/ローカル

                      今日、会社の株主総会を開催し、昨年の成績と、今年の事業計画が確定しました。

                      やっとのことで利益を出せましたが、何度計算しても、今年1年を乗り切るキャッシュフローが安心できません。

                      昨年9月、この会社に入社しましたが、実は、この状況をある程度想定していて、業務を受託する形式で半年の契約としました。

                      この間、概ね、為すべきことはできた実感もあるので、4月末から6月末の間で、契約を完了することにしました。

                      当初の契約通りであれば、今週末で完了です。

                      それを了解する社長は困ってくれているのでしょうが、会社の存続に全責任を負う立場で、当然の決断をするべきでしょう。

                      私としては、何とか沖縄生活を継続したいので、契約を延長した期間で、次の職を得たいと考えています。

                      沖縄の求人状況を考えると、なかなか難しいものがありますが、期限を定めて、その間にできるだけのことをやってみるつもりです。

                      他人事のようですが、「さて、どうなるでしょう。」というのが正直な気持です。

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