JUGEMテーマ:地域/ローカル
牧志の公設市場から、一本隣の平和通りに移り、国際通りと反対向きに進むと、壺屋焼物博物館の前に出ます。
そこから、ひめゆり通りまでが壺屋やちむん通りです。
壺屋焼(焼物:やちむん)は琉球陶器で、通りに沿って窯元(かまもと)が並んでいます。
小型のシーサーや皿など、お土産に良いかもしれません。(ちょっと値段が高いかな?)
那覇は沖縄戦で焼け野原になりましたが、この一帯は、奇跡的に被害が少なかったそうです。
そのため、路地(すーじぐぅわ)にちょっと入ると、昔ながらの赤瓦の家や石垣を眺めながら、いーい気持で石畳の路を散歩できます。
残念ながら、陶器を焼く窯は読谷村の「やちむんの里」に移っています。薪の煙が近所迷惑なのだそうです。
お恥ずかしい話ですが、私は、皿、碗、鉢、甕、壺、瓶の違いを、この図を見て、初めて、バシッと理解しました。
ですから、次の写真は甕です。民家で使われていた水甕です。
戦禍を逃れ、生き残ったのですね。
沖縄の童歌をひとつ紹介します。
「じんじん」(幼児語でホタル)
1
じんじんじんじん、酒屋ぬみじ(水)くゎてぃ(喰って)、うてぃりよー(落ちろよ)じんじん、さがりよー(さがれよ)じんじん
2
じんじんじんじん、壺屋ぬみじぬでぃ(飲んで)、うてぃりよーじんじん、さがりよーじんじん
沖縄版「ほたる来い」ですね。
もちろん、2番の壺屋は、今日の投稿の壺屋です。