壺屋やちむん通り

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    牧志の公設市場から、一本隣の平和通りに移り、国際通りと反対向きに進むと、壺屋焼物博物館の前に出ます。

    そこから、ひめゆり通りまでが壺屋やちむん通りです。



    壺屋焼(焼物:やちむん)は琉球陶器で、通りに沿って窯元(かまもと)が並んでいます。

    小型のシーサーや皿など、お土産に良いかもしれません。(ちょっと値段が高いかな?)

    那覇は沖縄戦で焼け野原になりましたが、この一帯は、奇跡的に被害が少なかったそうです。

    そのため、路地(すーじぐぅわ)にちょっと入ると、昔ながらの赤瓦の家や石垣を眺めながら、いーい気持で石畳の路を散歩できます。

    残念ながら、陶器を焼く窯は読谷村の「やちむんの里」に移っています。薪の煙が近所迷惑なのだそうです。

    お恥ずかしい話ですが、私は、皿、碗、鉢、甕、壺、瓶の違いを、この図を見て、初めて、バシッと理解しました。



    ですから、次の写真は甕です。民家で使われていた水甕です。

    戦禍を逃れ、生き残ったのですね。



    沖縄の童歌をひとつ紹介します。

    「じんじん」(幼児語でホタル)


    じんじんじんじん、酒屋ぬみじ(水)くゎてぃ(喰って)、うてぃりよー(落ちろよ)じんじん、さがりよー(さがれよ)じんじん

    じんじんじんじん、壺屋ぬみじぬでぃ(飲んで)、うてぃりよーじんじん、さがりよーじんじん

    沖縄版「ほたる来い」ですね。

    もちろん、2番の壺屋は、今日の投稿の壺屋です。

    えっ!、ネスミスって!!

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      Exileのネスミスって・・・・・・・・・。

      知らなかった!!



      ケンジにぃにぃ、お前だったのか!!

      すまん。気付かなかった。



      でも、なんだか、嬉しいぞ。

      よく頑張ったな!!

      昭和な街「栄町市場」

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        牧志公設市場が観光地化する中、何も変らない栄町市場が人気です。

        市場に一歩入ると、「あぁ、ここは昔から何も変っていないはず。」と納得できることでしょう。狭い路地を挟んで、間口の狭いお店がびっしり並んでいます。

        月に一度の屋台祭りは、県内のミュージシャンも参加して、特設ステージで盛り上がります。

        トリは、市場のおばぁによる「おばぁラッパーズ」。右手前、サングラスのおばぁがボーカルの新城カメさんです。




        続いて、有名店を何軒か紹介します。

        まず「栄町ボトルネック」。

        泡盛の店ですが、沖縄そばとカレーライスも好評です。




        次に「生活の柄」。

        ここは居酒屋です。いつも満員で騒々しいのですが、不思議と落ち着く店です。



        それから、市場の外になりますが、山羊料理の「まるまん」や、焼きテビチの「東大」も人気です。

        市場の南側は栄町社交街です。

        1階がスナック、2階が旅館の建物が並んでいます。スナックだけど呑めません。旅館だけど泊まれません。

        建物の前に、魅力的な大人の女性が立っています。

        沖縄のディープな夜を実感するために、勇気を出して入ってみますか?

        残念ですが、私は、ご一緒できません。

        沖縄市長選の「何で?」

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          沖縄市長選挙の結果をおさらいすると。

          有権者数が98,000。投票率51%(史上最低)。
          当選した東門さんの得票数23,000。
          対抗の歯医者さんが21,500。
          市議さんが4,500。

          泡瀬の埋め立て事業について、東門さんは態度を保留。他の二人は推進派でした。

          第1の「何で?」

          何故、埋め立て推進派は二人に分裂したのでしょう。

          例えば、市議さんが下りていれば、歯医者さんが当選していたかもしれません。

          東門さんは助かりましたね。


          第2の「何で?」

          何故、埋め立て反対を主張する候補者がいないのでしょう。

          また、埋め立て反対の市民は、推進派より"まし"と思って東門さんに投票したか、投票を棄権したかのいずれかでしょう。

          このことでも東門さんは助かりました。


          第3の「何で?」

          何故、県民大会の日が投票日なのでしょう。

          投票率が低くなるのは当然ですね。浮動票が減り、組織が強い候補者に有利となります。

          誰が得をしたのでしょう?


          第4の「何で?」

          東門さんは、泡瀬埋め立ての事業計画を3月までに作成すると約束していたのですが、結局、市長選前の公表を避けました。

          再作成した事業計画の是非を問う、絶好の機会を放棄したのは、何故?

          選挙には不利と判断したのでしょう。自信が無いのですね。


          第5の「何で?」

          東門さん、泡瀬の話題になると、「一次推進、二次中止」と繰り返していましたが、県知事の「県外・国外ベスト」と動機が似ています。

          言質をとられないようにしつつ、いかにも意思表示をしているかのように見せる方法ですね。


          第6の「何で?」

          僅差で当選した東門さんは、何故、笑えるのか?

          カチャーシーがお上手なのはよくわかりました。

          難題山積の市政を担当する責任者として、キリッとした顔で前を向いてほしかったな。

          今朝の琉球新報

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            今朝の琉球新報の一面(左半分)プラス最終面(右半分)です。

            もちろん、昨日の4.25県民大会の記事です。



            1面トップなどでは、「扱いが小さーい!」という感じがよく出ています。

            この他に13面から17面にかけて特集記事が、2,3,28,30,31面に関連記事が掲載されています。

            本土の新聞では、ありえない紙面構成ですね。

            ところで、1面の左下に、「東門氏が再選」の記事があります。

            そうです、この日は沖縄市長選挙だったのです。こっそりと、現職が再選を果たしました。

            4.25県民大会

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              普天間基地の県外・国外への移設を求める、4.25県民大会が読谷村で開催されました。

              参加者が少ないと、「沖縄の反発はそれほどではない。」と見なされるのではないかという心配もありましたが、国道58号線は10kmを超える大渋滞となり、9万人もの参加者が次々と会場に集まりました。

              沖縄の民意を示すための県民大会は、成功しました。

              65年前の4月1日、米軍が読谷村の海岸に上陸を開始し、本島での沖縄戦が始まりました。

              今日、4月25日には、米軍は、現在の普天間基地近くの嘉数台地を制圧していました。

              そして、5月上旬、首里での決戦を迎えることになります。

              那覇にあった海軍司令壕については、以前投稿しましたが、 周囲を米軍に包囲され、自決を決意した大田実中将の最後の電文を、私たちは(特に本土の国民は)、読み直す必要がありそうです。

              (略)
              これらをまとめると、陸海軍が沖縄にやってきて以来、県民は最初から最後まで勤労奉仕や物資の節約を強いられ、ご奉公するのだという一念を胸に抱きながら、ついに報われることもなく、この戦闘の最期を迎えてしまいました。
              沖縄の実情は言葉では形容のしようもありません。
              一本の木、一本の草さえすべてが焼けてしまい、食べ物も六月一杯を支えるだけということです。
              沖縄県民はこのように戦いました。
              県民に対して後世特別のご配慮をして下さいますように。


              日本政府は、沖縄県民に対して、特別の配慮をするどころか、戦後65年も基地を押し付け続け、今、新たな負担を強いようとしています。

              65年も経っていながら、沖縄県では、いまだに県民大会を開かざるを得ない状況にあり、そこに9万人もの参加者が集まっています。

              本土ではありえないことが、沖縄では、戦後ずっと、今まで続いています。

              仲井真知事は県民大会で拍手を得られるか?

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                仲井し知事が、4.25県民大会への出席を、大会2日前の今日になって、やっと決めました。

                県民大会の開催趣旨は、以下の3点です。
                (1)普天間基地の閉鎖と返還
                (2)移設先は、県外・国外
                (3)県内移設は認めない

                知事は、年末の県知事選挙で続投の意向ですから、そもそも、県民大会を欠席する選択肢はありませんでした。

                それでは、選挙を戦えませんからね。

                では、今まで、何をしていたかと言えば、(3)の箇所を、どう発言するかを悩んでいたのです。

                そもそも、県民大会参加者の大半は、知事が(3)を発言するかしないか"だけ"を注目しています。

                それでも、知事は、言わないでしょうね。

                (1)と(2)を精一杯強調して、「県内移設は認めない。」と言わないでしょう。

                じゃあ、何のために出席するのか? → 選挙に不利だから、欠席はできない。 →
                だけど、「県内移設反対」とは言えない → じゃあ、何のために出席するのか?

                このループを、今日まで、延々と続けていたわけです。

                県民大会で、知事の発言が終わった時、知事は拍手を得られないでしょう。

                それは、知事もわかっているのです。

                たった一言、「私は、普天間基地の県内移設を、絶対に認めない。」と言えば、10万人と予想される参加者は、全員が立ち上がり、大歓声とともに、心からの拍手を知事に贈るでしょう。

                それでも、知事は言わない。

                どうして、こんな所へ・・・・

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                  関西のお笑い芸人数人が那覇に来て、地元のスナックを訪ねるテレビ番組がありました。

                  訪ねた先は、松山の民謡スナック「友小(どぅしぐわー)」でした。

                  私が観光客だったころ、沖縄で最初に入ったスナックです。

                  このお店のママ、亀谷とみ子さんは、沖縄民謡界では有名な方で、多くのお弟子さんを育てていることでも知られています。

                  昨年の暮れ、久しぶりに、この店で呑み、相変わらず上等(じょうとう)なママの唄を聴きました。

                  そのテレビ番組ですが、ちょっと酷かったんです。

                  芸人の一人が店の看板を見て、
                  「友小と書いて、どぅしぐわーと読むんやな。へー。」と言ってました。

                  仕事なんだから、それくらいは調べて来いよ、と思いましたが、まあいいです。

                  店に入って泡盛を飲みながら、
                  「なにか、民謡を唄ってほしいな。涙そうそうでどう?」ですって。

                  いつから涙そうそうが民謡になったんでしょうね。まあ、これもいいです。

                  その後、亀谷さんが、
                  涙そうそうを唄ったお弟子さん(女性)のことを、本土の人なのに、熱心に練習して上達したのだと紹介すると、

                  「へー、どっから来たん。えっ、福島!。福島でいったい何があったん?」ですって。

                  「いったい何があったん?」という言葉の裏に、「どうしてこんな所へ?」という気持が聞き取れます。
                  その芸人にとって、沖縄は「こんな所」なのでしょう。

                  お笑い芸人という職業を、「芸人」と呼ぶのは間違いですね。

                  仕事のつもりなら、これから訪ねる場所を事前に調べて、テレビの視聴者を喜ばせる展開を考えるくらいのことはやってくれないと。

                  それところが、考えも無く失礼なことを言い、失礼なことを言ってることに気がつきもしない。

                  ただの酔っ払いのオッサンじゃないの・・・・・・。どこに芸があるのか。


                  こいつらの失礼な発言に、元大阪府民として、心からお詫びいたします。

                  裁判所通りのアカギ並木

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                    今日の那覇はいい天気で、太陽が「さぁ〜、そろそろ本気を出すよ〜。」と言ってます。

                    県庁所在地を最高気温の記録順に並べると、那覇が最下位なのをご存知ですか。

                    つまり、札幌の最高気温よりも、那覇の最高気温のほうが低いのです。

                    沖縄は真夏でも、最高気温は32〜33℃といったところで、それ以上は上がりません。

                    そのかわり、陽射しが殺人的で紫外線がすごいのです。

                    だけど、木陰に入れば大丈夫。少し風でも吹けばいいあんべです。

                    写真は、本部町備瀬のフクギ並木です。

                    CIMG4165s.jpg

                    道の片方には古い町並み、もう片方には青い海を眺めることができます。そして、フクギのおかげで涼しいのです。

                    それで、今日の本題ですが、那覇には木陰がまったくありません。

                    那覇空港に到着して、那覇市街へ向かう道の両脇にヤシの木が植えてあります。

                    「あー。沖縄ね〜。亜熱帯って感じ〜。」と思うでしょうが、暑いでしょ。

                    ヤシの葉で木陰はできませんからね。

                    木陰さえあれば、陽射しを避けれるのですが、国際通りも、国道58号線も、古波蔵大通りも、どーっこにも木陰が無い。

                    一カ所だけ、500mほどですが、那覇にも木陰の道があります。

                    通称「裁判所通り」のアカギ並木です。

                    アカギは、枝が傘型に広がり、かつ密集しているので、木陰をつくるには最適です。



                    ほらね、(行政が)やればできるんですよ。ところが、まったくやりませんねぇ。

                    木陰が涼しいってことを忘れてるんですかねぇ。

                    今年の知事選で、「私は木陰をつくります。」と約束する立候補者がいれば、私は一票を投じますよ。絶対に。

                    沖縄の模合

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                      沖縄では模合(もあい)が活発で、古波蔵の居酒屋「エール」でも、毎月、何組かの模合が行われています。

                      模合の日は、マスターがその準備に忙がしそうにしているので、「今日は模合だな。」とすぐにわかります。

                      用事で参加できない人が、早い時間に会費を支払いに来る一方、今日が模合だということを忘れていたのに、たまたま店に来て、「あ゛っ!」と叫んで銀行のATMに走る人もいます。

                      例えば10人の模合は10ヶ月で終了します。そこで、抜ける人や加わる人がいて、また、新たな模合が始まるのです。

                      居酒屋「エール」の看板娘(実は、お孫さんがいますが)Rさんは、いつもニコニコしている人です。

                      私の知る限り、「笑顔が素敵なウチナーンチュ」ダントツ第1位は、この人ですね。

                      客同士の会話に、強くもなく弱くもなく、抜群の距離感で入ってきてくれます。

                      先日、ある模合が開かれていた日、Rさんが、
                      「今日の模合は来月でおしまい。Cさん(←私です)、6月から入るわよね。」
                      「ねぇ、みんなもいいでしょ。」
                      「はい!、決まりね!」
                      と、7秒くらいで、私の参加を決めてしまいました。

                      これは、私の想像ですが、
                      Rさんは、居酒屋「エール」で開かれている模合のなかで、私がスムースに入れる模合を選んでくれていたのだと思います。

                      「Cさんが入るとすれば、あの模合ね。」と。

                      それで、その模合の日に、私が店に来たので、「はい、決まり。」となったのでしょう。

                      私の想像が合っているかどうかを、Rさんに確認はしていません。

                      そうに決まっているからです。

                      その上、Rさんの「見立て」も正しいはず。

                      Rさんのお陰で、私は、「いつか、どこかで」と思っていた模合に、"安心して"加わることができたのです。

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                      念願の沖縄生活を始めて14年になりました。
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