沖縄は車社会

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    古波蔵の自宅から宜野湾の勤務先まで、バスで片道740円かかります。所要時間は、乗り換え含めて75分です。

    今週は、社用車(軽)で通勤していますが、1,000円のガソリン代で、2往復できることがわかりました。片道250円ということになります。高速道路は無料です。所要時間は30分。

    これでは、誰もバスに乗らないなぁ。沖縄が車社会になるわけです。

    来週の夜、会社の取引先と宜野湾で食事の予定ですが、お店を選ぶ前に、帰りの足を、まず考えてしまいます。

    バスの最終は21時30分。この時間を過ぎると、タクシーになります。宜野湾から古波蔵まで4,000円程度でしょうか。

    タクシーで帰るとした場合、もうひとつの問題は翌朝の足です。当然、料金740円のバスを使うことになります。

    ウチナーンチュは運転代行を利用することが多いのですが、運転代行の料金は、不思議とタクシー代よりやや安くなります。これなら、翌朝、車が使えます。

    ウチナーンチュは運転代行の1社に、「絶対に他の会社を使わないから」と約束し、料金を3割程度値切ったりして、さらなる費用の節約に努めています。

    夜の12時近くまで地下鉄が走っている東京や大阪は、便利だったのだなぁと、あらためて思います。

    ところで、古波蔵にはたくさんのスナックが「乱立」しています。

    沖縄に来た当初、「こんなにたくさんあって、お客さんは来るのかな」と余計な心配をしていましたが、上記の事情で、「飲むなら自宅の近く」ということになり、地元の客が集まるのですね。

    それぞれ、それなりに繁盛しているようです。

    離婚率全国1位,失業率も全国1位の沖縄で、女性の就職先を確保することは重要ですが、このようなシステムで、女性向けの夜の仕事が生まれているわけですね。

    うまくできてるよなぁ。

    美ら島総体開幕!!

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      高校総体(インターハイ)が昨日開幕しました。

      今回の沖縄開催で、開催地が全国都道府県を一巡したそうです。

      選手の数だけで約3万人。その家族、大会関係者などが、続々と沖縄に到着しています。

      また、昨日の開会式には皇太子が出席されたので、警官の数が半端ではありません。かなりの数が他府県からの応援で沖縄に来ているようです。那覇でも宜野湾でも、見える範囲には、常に警官が立っている感じです。

      「せっかく沖縄に行くのだから」と、競技の終わった選手の多くは1〜2泊の家族旅行を予定しているそうで、沖縄県の観光業界にとっては良い話です。

      ホテルは満員。レンタカーは選手の移動用にワゴン車が人気だそうで、観光客にはちょっと困ったことになっています。

      なにも、夏の観光シーズンにインターハイを開催しなくても・・・と思いますが、夏休みの時期でないと開催できないのでしょうね。

      私の勤務先の目の前、宜野湾海浜公園でも、アーチェリーと卓球が開催されるようです。

      宜野湾海浜公園s.jpg

      宜野湾海浜公園の写真です。沖縄では那覇の奥武山公園とならぶ大規模な公園です。

      手前のブルーの屋根が、沖縄コンベンションセンターの劇場と展示場です。

      展示場はコンサートにも使用されていて、収容人数が4,000人。沖縄県最大の規模です。

      その上、緑色の屋根が宜野湾市立体育館。私の勤務先は、この体育館から道路(宜野湾バイパス)を挟んだ反対(右手)側にあります。

      体育館の左手の広い芝生が多目的広場。2007年の県民大会にはここに11万人が集まりました。

      芝生の左手が屋外劇場。昨年11月の県民大会はここで開催されました。

      その上の宜野湾市立野球場は、横浜ベイスターズのキャンプ地で、その右手の白い建物はANAラグナガーデンホテルです。

      それから真っ白なビーチがトロピカルビーチ。沖縄本島西海岸の多くは人工ビーチですが、ここもそうです。

      昼休みに散歩しようと思いますが、やはり厳しい陽射しに躊躇してしまいますね。

      お薦めは夕方のトロピカルビーチです。堤防の上を涼しい風が吹き抜けています。

      うるま市の経済特区

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        沖縄県がうるま市の埋め立て地に工業用地を造成し、工場を誘致しています。

        分譲・賃貸ともに低価格に設定されている上、税金の控除など、進出する企業には様々な優遇制度が適用されます。

        それでも沖縄には、なかなかメーカーは来ませんけどね。

        私が今月から勤務している会社は、今年の9月から写真の賃貸工場で操業を始める予定です。



        今日はその下見です。

        そもそも私は鉄鋼メーカーに長く勤めていて、そのほとんどを工場で過ごしましたが、ここ7年ほどはIT企業やベンチャー企業でオフィスワークの毎日でした。

        久々の「現場」が楽しみです。

        建屋の中は、今はごらんの通りガラガラです。

        ここに生産設備が搬入され、工場勤務の社員の職場となります。機械の音や、人の声が聞こえてくるようです。


        北谷の猿と亀

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          那覇から宜野湾の会社まで荷物を運んで大汗をかいた後、北谷のビーチタワーへ行ってみました。

          アメリカンビレッジにあるリゾートホテルです。

          ここで元同僚のT君が営業マンとして働いています。

          beachtowers.jpg

          24階建てなので、超高層と言うほどではありませんが、周辺の建物が低いので大きく見えますね。

          北谷は、会社近くの宜野湾海浜公園の対岸になりますが、まっさきにこのホテルが見えます。

          近所にはりんけんバンドの本拠地「カラハーイ」や、新設された名嘉睦稔(なかぼくねん)のギャラリーなどがあります。

          このホテルのロビーにいたのが、

          こいつと

          CIMG4006s.jpg

          こいつです。

          CIMG4005s.jpg

          なんで猿と亀がリゾートホテルの中庭にいるのか、さっぱりわかりませんが、なにしろ4.5畳ほどのスペースに同居しています。

          猿なら蟹。亀なら鶴でしょ。

          「猿と亀が見たいからまた来たい。」とか、「猿と亀を眺めていると心が癒される。」なんて客はいないと思いますけどね。

          動物虐待とは言いませんが、ここで飼おうとする発想が理解できません。

          かと言って、逃がしたところで餌をとれないでしょうね。

          おーい。T。せめて、同じ種類のいる動物園に移したらどうなの?

          基地の見える丘 嘉数高台公園

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            古波蔵と那覇空港間を往復していた通勤が、宜野湾往復となり、これまで馴染みの無かった地域を通ることになりました。

            通勤バスからの眺めが新鮮です。

            今日の夕方、社用車で帰宅中、ふと思い立ち嘉数(かかず)高台公園へ立ち寄りました。沖縄戦の激戦地であり、今は、普天間基地が一望できる場所として有名です。

            急な階段を登った先に、変った形の展望台があります。

            CIMG4002s.jpg

            そして、そこからの眺めがこちら。

            CIMG4001s.jpg

            テレビや新聞でお馴染みの風景です。

            今年の5月、普天間基地移設に関する日米合意以降、全国的には普天間がニュースになる頻度は激減しました。

            菅首相は「普天間の問題をクリアした」などと、訳のわからないことを言ったそうですが、問題はこれからです。今年11月の沖縄県知事選が、次のヤマバとなるでしょう。

            沖縄県知事選は現職の仲井真知事と、普天間を抱える宜野湾市の伊波市長の立候補が噂されています。

            仲井真知事が続投となった場合、紆余曲折を経ながらも、日米合意に沿った決着となりそうですが、グァム移転論者の伊波市長が当選するようなことがあると、まったく結末が読めません。

            仮に、知事選がこの両氏によって争われるとするならば、伊波市長は少なくとも善戦し、当選の可能性も高いと思います。

            宜野湾アジアビル 2日目

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              今日、3名の新入社員を迎えました。

              50名の応募者から選ばれた3名ですから、かなり期待できます。

              3名のキャリアを聞くと、それぞれ素晴らしく、「こんな人材がこんな賃金で」と、つい思ってしまいます。

              当社の賃金は、沖縄の標準的な賃金レートに比べると少しは良いほうだと思うものの、申し訳ないような気さえします。

              本当に沖縄の賃金水準が低いことを、再認識しました。

              宜野湾アジアビルの朝(1)

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                50日間のプータローな毎日がやっと終わりました。

                私の職場の様子を紹介します。場所は宜野湾海浜公園の近くです。

                写真は、会社の会議室から見た宜野湾市立体育館。立派なものですね。この建物の左手は沖縄コンベンションセンター、右手はANAラグナガーデンホテルです。

                CIMG3999s.jpg

                名前の由来は知りませんが、会社の入居しているビルはアジアビルといいます。ビルのエントランスはこちら。ヤマドリヤシがかすかにアジアを演出しています。

                CIMG3990s.jpg


                続いて、エントランス横の喫煙コーナー。見た瞬間気に入りました。沖縄の暑い夏、木陰の涼しさは格別なのです。

                CIMG3988s.jpg

                では、チラッと社内を。

                受付を入ってすぐのスペースです。赤いパーティションは賛否両論でしょうね。

                CIMG4000s.jpg

                最後に、駐車場にすごい車がいたのでパチリ。



                日産GTRですね。上級版だと1,500万以上するでしょう。

                余計なお世話ですが、沖縄本島のどこを走るのでしょう?

                この車の能力を引き出せるとすれば、沖縄自動車道(先月から無料!!)しか考えられませんが、那覇から終点の許田まで、15分もあれば到着しそうです。

                当社の社員が「普天間基地をサーキットにしたらどうかな。」と独り言を言っておりました。

                宮古のマムヤ

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                  前回の宮古島の話の続きです。

                  昔、宮古島の東平安名崎(ひがしへんなざき)の近く、保良(ぼら)という村に、マムヤという美女が住んでいました。

                  マムヤの輝くような美しさが評判になり、宮古の島々から豪族や役人が、争うようにして結婚を申し込んだのですが、マムヤをそれをすべて断り続け、身を隠すために、東平安名崎の洞窟で機を織りながら生活することになりました。

                  それを見つけた地元の豪族、野底按司(のそこあじ)の求婚をマムヤは受け入れるのですが、野底按司には妻がいて、最終的にマムヤは捨てられてしまいます。

                  そして、絶望したマムヤは東平安名崎から身を投げるのです。

                  沖縄の民謡や民話には、数多くの美女伝説がありますが、マムヤの話もその一つです。

                  マムヤが暮らした洞窟と彼女の墓が今も残っていて、宮古島の観光コースになっているそうです。


                  ところでマムヤは、断崖から身を投げる前に、「私がこんなに苦しい辛い思いをしたのは、私が美しかったからだ。保良の娘にこんな思いをさせたくない。神様、どうか、保良に美しい娘が生まれないようにしてください。」と祈ったそうです。

                  余計なお世話ですよねぇ。これは。

                  保良の女性はどう思っているんでしょうか。

                  宮古島の海が綺麗な理由

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                    宮古島出身の方に、色々教えていただきました。

                    まず、宮古島には川が無いのだそうです。

                    えっ!知らなかった。

                    川だけではなくて、高い山も無い。つまり、山が無いから川も無いのだと。

                    川が無くて、水はどうするのかと言えば、地下水なのだそうです。

                    地下水脈が島内をどう流れているかを調べて、水量の多い場所にフェンスのような物を埋め込むと、地下ダムができあがる。

                    それから、地下に貯まった水をポンプでバンバン吸い上げるのですね。

                    なぁるほど。


                    川が無くて、赤土や生活廃水が流れてこないので、海が汚れないのだそうです。

                    なぁるほど。

                    だから宮古島の海は綺麗なのですね。


                    ちなみに、宮古島で1番高い山は100メートル程だそうです。まあ、通天閣くらいの高さですね。

                    それから、島の東部、城辺(ぐすくべ)町に「オッパイ山」という50メートルほどの双子の山があるそうです。

                    この山が、ひょっとしたらピラミッドかもしれないとか、大昔、神様が天秤で二つの山を運ぶ途中で転んでしまい、そのままにしておいたとか、色々な話があるそうです。

                    「オッパイ山は左右の形が微妙に違っていて、そこが生々しい感じ。」なのだそうです。

                    ハハハ・・・。

                    いやぁ、勉強になったなぁ。

                    肝高の城 勝連城

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                      JUGEMテーマ:地域/ローカル

                      沖縄本島の中部の勝連半島に残る勝連城(かつれんぐすく)跡です。

                      CIMG3978s.jpg

                      半島中央の丘陵地に位置するため、グスクの頂上からは、三方に海を望めます。

                      CIMG3971s.jpg

                      海からの風が気持ちよく吹き抜け、巨大な船に乗っているような気分になれます。

                      さらに、沖縄本島に目を向ければ、北部の山々から南部の知念半島までを眺めることができます。

                      沖縄本島で眺望の良い場所はいくつかありますが、私の知っている限りでは、ここが一番です。


                      勝連城は、琉球王国のグスク及び関連遺産群として、2000年にユネスコの世界遺産に登録されました。

                      また、勝連の地元中高生による現代版組踊(くみおどり)「肝高(きむたか)の阿麻和利」は、昨年、同じくユネスコの未来遺産に登録されました。

                      沖縄本島に残る数多くのグスクのうち、勝連、今帰仁、座喜味、中城、首里の5ヵ所が世界遺産に登録されていますが、私の好みとしては、やはり勝連城を選びます。


                      肝高は、心豊か、気高い、品位のあるなどの意味の言葉です。また同時に、勝連城をほめる美称でもあります。

                      麓の駐車場から急な坂を上って城内に入りますが、四の曲輪(くるわ)から順に、最高部の一の曲輪に至るまでの間、この肝高という言葉を強く感じることができます。まさに、気高く、品位があり、心豊かになるグスクです。

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                      念願の沖縄生活を始めて14年になりました。
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