沖縄のわらべ歌「赤田首里殿内」(2)

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    「ププッ!!」

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    「なぁにこれ。弥勒さんって、弥勒菩薩のことでしょ。なんで沖縄では、こんなオヤジなの?」

    「ほーんと。これじゃあ、笑うセールスマンよ。喪黒福造(もぐろ ふくぞう)よ!!(古いか?)」

    「沖縄の人って、わかってないんじゃないの?」

    「弥勒菩薩は、こういうのよ!!」

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    「そうそう、女性よ!!」

    「だいたいお寺の本堂の奥で、しとやかに座ってるのが普通。どう考えても、こんな腹の出たオヤジじゃないわよ!!」

    「第一、なんで道路を歩いてるわけ?」

    「ねーっ!!変よねっ!!」

    などと、お馬鹿なナイチャー2人組に言われても、ヒルんでは駄目です。「実は私も、常々おかしいと思ってたのよね。」などと考えてるウチナーンチュのあなた。大丈夫です。


    すべての文化は西から東。中国や東南アジアから、琉球を経て大和に伝わっています。ウチナーンチュが一番茶を飲んで、ナイチャーが出がらしを飲んでいると思うくらいで、丁度ヨロシイ。

    水は高いところから、低いところに流れるわけで、逆流はしません。強いて言えば日本語くらいですかね。琉球が大和から輸入したのは。

    その日本語も、ナイチではどんどん言葉が乱れ、いまや昔の面影はありません。一方、正統派ウチナーグチは古式ゆかしい日本語を現在まで継承しております。すでに、日本語の水準はウチナーが逆転してると言えるでしょう。

    まあ、最近のウチナーヤマトグチは、あまり古式ゆかしくはないので、それでナイチの日本語と同等。それらのはるか上空に、ウチナーグチがあ〜る!!


    ですから、先ほどのようなお馬鹿ナイチャーが現れたら「あなたたち、何もわかってない。お可哀想ね。」と、直ちに言ってよろしい。

    「じゃあ、なんであんなオヤジなのか、言ってみなさいよ!!」と言われても、「そのくらい、自分で調べなさい。オホホ。」と突き放して下さい。


    前振りがたいへん長くなりましたが、沖縄の弥勒は、七福神の布袋(ほてい)さんです。

    布袋さんは弥勒の化身。つまり、弥勒菩薩に代わって現世に現れたのです。弥勒菩薩本人がいきなり立ち上がり、ウンケーの日に、赤田集落を歩きまわるなんて絶対にありえません。

    で、反省の弁を述べたナイチャー2人組には、「むすんでひらいて」よりも歴史的に格上の「シーヤープー、シーヤープー」を学ばせ、上手くできるようになってから、ナイチへ帰っていただくようにして下さい。

    わかりましたね。


    おおっ、年内に終わった!!

    では、年越し沖縄そばを食べに行ってきます。

    皆様。良いお年を。


    沖縄のわらべ歌「赤田首里殿内」(1)

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      「赤田首里殿内(あかたすいどぅんち)」は首里に伝わるわらべ歌です。

      赤田首里殿内 黄金灯籠さぎて
      (あかたすいどぅんち くがにどぅるさぎてぃ)
      うりが明かがれば 弥勒う迎け
      (うりがあかがりば みるくうんけ)
      シーヤープー、シーヤープー
      ミーミンメー、ミーミンメー
      ヒージントゥー、ヒージントゥー
      イーユヌミー、イーユヌミー

      この歌は、琉球版「むすんでひらいて」。モノレール首里駅のホームで流れてる歌です。

      シーヤープー、シーヤープーで頬を膨らませて首を横に振り、
      ミーミンメー、ミーミンメーで両手で両耳を引っ張って左右に振り、
      ヒージントゥー、ヒージントゥーで肘を左右交互に手で叩き、
      イーユヌミー、イーユヌミーで指で手のひらを突きます。

      歌の前半の意味は、赤田首里殿内で黄金の灯籠提げて、これが明かるくなれば、弥勒(みろく)様をお迎えしよう。

      後半の意味はわかりません。イーユヌミーなんて、私の知識では魚の目ですからね。だけど、歌うと子供は上記の動作をします。


      首里城の東側に広がる首里三箇(さんか)の古い写真です。

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      首里三箇は琉球王朝時代の、独占的泡盛生産地区です。この写真は首里城から撮った写真のようですから、赤田集落が写っていることになります。現在の首里赤田町です。

      ドラマ「テンペスト」で、高岡早紀さん演じる聞得大君(きこえおおきみ)が注目を集めました。琉球王国のノロの頂点に君臨していましたね。その聞得大君の下に、上級ノロとして、首里、儀保、真壁と、三人の大阿母志良礼(おおあむしられ)が配置されていました。そのうちの一人、首里大阿母志良礼の屋敷が赤田にあり、それを赤田首里殿内と呼んだのです。


      首里城東側から崎山馬場跡を歩き、終点を左折すると、鳥堀交差点に繋がるスージに入ります。このスージを赤田首里殿内小路と呼びます。そのスージを歩くと、右手に赤田クラブの門柱があります。ここに赤田首里殿内がありました。赤田クラブは、赤田公民館のことです。

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      赤田クラブの入口に横断幕が見えます。赤田のみるくウンケーと書いてあります。みるくは弥勒。もちろん、弥勒菩薩の弥勒です。お盆に、弥勒が路次楽隊と共にここをスタートし、赤田集落を練り歩きます。今年のお盆、私は平敷屋エイサーに熱中しており、弥勒を見ていませんので、琉球新報の写真を載せますね。

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      弥勒さんは300年ほど前、中国からやってきました。そして、弥勒さんのお陰で、この辺りにまん延していた病が治まったのです。無病息災。大きなうちわで、厄を払っているのです。路次楽隊が演奏するのは、もちろん、弥勒を迎える歌「赤田首里殿内」。シーヤープー、シーヤープーです。(続きます)


      ひょっとすると、(2)は年を越すかもしれません。皆様、よいお年を。

      上間、仲井真、国場

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        いつもお世話になってる、丸大スーパー国場店です。

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        自宅から徒歩3分と近く、一日おきに通ってる感じです。この日も卵を買おうと向かっていると、向こうからカツオ君が歩いてきました。

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        カツオ君は丸大スーパーのレジ係の女性です。いつも、ビックリしたような顔をしてるので、私が付けたアダ名です。本人はそれを知りません。

        「あれ、今日は終わりね。」と声をかけると、「あぁ、ビックリした!!」といつもと同じ顔で、ビックリしてました。

        ウチナーンチュの、特に女性は「あぁ、ビックリした!!」とよく言います。別にビックリされるようなことはしてないのにね。どうやら、「あら、久しぶり。」くらいの意味のようです。


        国場は、那覇の中心部から、国場川沿いに東へ3キロにある街で、更に東へ仲井真、上間と街が続き、那覇市はそこでお終いです。

        漫湖の埋め立てや、国場川の河川工事などで、平地が増えていますが、昔は急な斜面が国場川沿いに続いていたようです。その中で国場だけは、わずかな平地になっていて、窪場(くぼば)と呼ばれていました。その呼び名が変化して、国場になったそうです。今でも、丸大スーパーの入口から周囲を眺めると、斜面が入江状になっていて、窪場と呼ばれた由来を実感できます。

        上間の「間」は「場」の意味で、仲井真の「真」は、「間」であり「場」の意味です。つまり、国場川の上流から「上場」、「中場」、「窪場」と、ゆるやかに川を下りてきてるわけです。

        昔からの地名には、それなりの由来があり、むやみに那覇東1丁目などと、無味乾燥な名付けると、意味が解らなくなります。


        国場川に架かる橋の名前も真玉橋爬龍橋と、由緒正しい名前が続くのですが、その次が那覇大橋なのでガッカリです。

        「那覇の大きな橋だから那覇大橋でいいじゃん。」と、県庁方面から声が聞こえてきますが、真玉橋を元の石橋に戻してほしいとさえ考えてる私には、いいじゃんでは済まされません。

        そんな3分で思い付くような名前は、いいじゃんではなく、だめじゃん。です。


        えっ?何でカツオ君の話が那覇大橋で終わるのか?ですか?

        途中で気が変わり、タイトルも変わったんです。実は、よくやります。ワタクシ。

        まぶや〜、まぶや〜

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          沖縄では、驚いたりショックを受けたりして、茫然自失の状態になることを「マブイ(魂)が落ちた、または抜けた。」と言います。

          驚いた若い女性が、自分の胸を撫でながら、「まぶやー、まぶやー」とつぶやくのを聞いたことがあります。また、驚いた子供を落ち着かせるために、母親が「まぶやー、まぶやー」と唱えながら、身体をさすったりします。

          ウチナーンチュが「ナイチャーは皆、マブイが落ちたような顔をしている。」と悪口を言うことがあります。これは、そう言われても仕方がないかと思いますねぇ。例えば、東京駅の地下通路で、私と反対向きに歩く大勢の人が、全員無表情に見えることがありますからね。


          マブイの数は3つとか7つとか諸説あるようですが、全部を落とすと身体が悪霊に支配されてしまうと言われています。そんなことになっては困るので、落としたマブイを元に戻さないといけません。その方法を魂込み(マブイぐみ)と呼びます。

          映画「ホテル・ハイビスカス」で、主人公の美恵子がマブイを落とすシーンがありました。父ちゃん(照屋政雄さん)は、「マブイが犬に喰われてしまう。」と慌てて外へ飛び出し、オバァ(平良とみさん)と能登島君はトイレの前で、魂込みを始めました。

          「まぶやーまぶやー、うーてぃーくよー(追ってきなさい)」

          オバァがタオルでマブイのキャッチに成功し、そのタオルを身体に掛けられて、美恵子は正気に戻ることができました。


          本土で、驚くことを「たまげた」と言うことがあります。その語源は「魂消た」だそうです。つまり、本土でも「驚いて魂が消える」とする発想があったのですね。

          ところが、魂込みの方法が思い浮かびません。かつてはあったのかもしれませんし、知ってる人は知ってるかもしれません。


          子供が驚いて、大声で泣き始めたり、茫然自失になってしまったら、親は子供のそばに来て、まず、気持ちを落ち着かせることを考えます。先ほどの美恵子の例のように、マブイを落とした子供を、家族総出でなんとかしようとするのも、同じ気持ちのはず。

          「マブイが戻ったよ!!」と、家族に囲まれれば、子供は安心です。

          少し大袈裟に見える魂込みの儀式は、貧困や戦争で、親を失ったり、子供を失うことを何度も経験した沖縄で、家族や親子の大切さを、子孫に確かに伝えるための方法だったのかもしれません。

          そう考えると、驚いた時に、自分の胸を「まぶやー、まぶやー」と撫でていた女性は、大切に育てられたのかな、と思えてきます。そして良いお母さんになれそうな気がしてきます。

          環境影響評価書が出せない

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            防衛省が辺野古の基地建設に関する環境影響調査書を沖縄県に提出できません。


            26日、沖縄防衛局の職員が沖縄県庁に評価書を持ち込もうとしたところ、市民団体などの反対派が、それを阻止しました。反対派の気持ちはわかりますが、やはりこれは公務を妨害しており、違法です。

            困った沖縄防衛局は、翌27日、宅配業者に評価書の搬送を依頼しました。しかし、そのトラックも反対派に阻まれ、県庁駐車場に入れませんでした。

            そして、今朝4時、沖縄防衛局は反対派のスキをついて評価書を県庁守衛室に搬入したのです。

            駄目ですねぇ。これでは。


            沖縄県民は政府を信用していません。「沖縄県の理解を得られるように、誠意をもって努力する。」などと言いながら、基地移設を強行するのではないか、何か姑息なことをやりはしまいか。などと、疑心暗鬼になっています。基地移設に反対しているだけではなく、政府のやり方にも反発しているのです。


            一川防衛大臣自ら、県庁正面から堂々と持ち込めば良かったと思います。もちろん反対派に妨害されるでしょうが、もし大臣が不退転の決意ならば、「そこをのけ!!」と一喝するようでないと。そして、「しっかり検証してください。」と評価書を仲井真知事に渡してほしかった。

            もちろん、どんな方法であれ、基地移設に反対する声は大きくなったでしょうが、反発はすれど、相手をリスペクトすることはありますからね。

            宅配便に預けたり、早朝に持ち込んだり、いずれも沖縄県民に「やっぱり、そんなことを。」と思わせる方法でした。これでは、誠意のカケラも感じ取ることはできませんね。


            さて、守衛室に搬入しただけでは、評価書を県に提出したことにはなりません。今は、反対派が守衛室から箱を搬出できないように監視しているそうです。


            マンガですよ。これは。

            琉球銘菓「謝花きっぱん」

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              300年前に中国福州から沖縄に伝来した、橘餅(きっぱん)と冬瓜(とうがん)漬を紹介します。

              琉球王朝の高位な人だけが口にでき、日本皇室にも献上された銘菓です。

              那覇市松尾の消防署通りにある「謝花きっぱん店」だけが、伝統の製法を引き継いでいます。国際通り松尾の信号から、徒歩3分です。

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              この日、私が購入したのは、きっぱん2つと冬瓜漬3つのセット。1,800円。高いです。でも仕方ないです。なにしろ琉球王朝ですからね。

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              個別に写真に撮ろうとしましたが、お店のHPのほうが良く撮れていますので、そちらを載せます。

              こちらが、橘餅。六等分に切ってお召し上がり下さい。

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              こちらが、冬瓜漬です。こちらも、薄めに切ってどうぞ。

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              まず、橘餅です。橘(たちばな)はミカンのことで、その餅の意味です。きっぱんの切り口のオレンジ色は、ヤンバル産の柑橘類である九年母(和:くねんぼ,琉:クーニーブー)の色です。

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              温州みかんは、東南アジアから琉球を経て日本に伝わりましたが、そのルーツが九年母であるとする説があります。

              九年母の皮と種を取り除いて、搾り、ゆがき、練ります。さらに、一つ一つを手でまとめて、砂糖液を上塗りします。そして桐の箪笥に入れて乾かせば完成です。

              味は芳醇な柑橘類の味です。高貴な味とはこのことかと思えます。私は運転しながら、一つをパクッと食べましたが、そんな様子を謝花きっぱん店の方が見たらひんしゅくでしょうね。

              ここは、やはり六分の一に切って、濃いめのお茶とともに、背すじを伸ばしていただくものでしょう。


              次に冬瓜漬です。冬瓜は以前、下の八百屋で写真に撮りました。この大きさでは、どう料理しようが一人では食べ切れませんね。

              冬瓜を商品の大きさに切り、煮詰めます。その後、砂糖をまぶし、ザルで乾かします。薄く切ると、断面は美しい琥珀色です。これを見て、材料が冬瓜と言い当てるのは難しいでしょう。

              薄く切って口に入れると、何と言えば良いのか、一言で言えば、甘いです。本当に甘いのですが、気品のある甘さです。熱くて濃いお茶が欲しくなります。抹茶でも、もちろんよろしい。


              製法は口伝ですから、レシピはありません。味や品質を一定に保つため、その日の気温や湿度で製法が異なるそうですから、レシピにおとせないとも言えますね。

              謝花きっぱん店を興した、故我喜屋カマドさんの口癖は「シクチエー、ヌチカジリーヤサ(仕事は命がけだよ)!!」だったそうです。

              その言葉が聞こえてくるような、そんな味です。

              玄米とタンナファクルー

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                沖縄の玄米(ドリンク)とタンナファクルーです。

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                玄米は、薄めの玄米粥に黒糖と生姜を加えた飲み物です。黒糖の甘さと生姜の匂いが、多少抵抗があるかもしれませんが、飲み慣れると美味しい、健康ドリンクです。

                一方、タンナファクルーは、小麦粉に黒糖と卵を加えて焼いたお菓子です。こちらも、黒糖の強い甘さが多少気になりますが、素朴な味です。名前の由来を知りたくなりますが、答えは「玉那覇さんの黒菓子」だそうで、玉那覇がタンナファー、黒がクルーです。


                えー、私が昼間から玄米とタンナファクルーを食べている理由は、今日、弁護士の時間がとれず、明日になったことによります。したがって、日数が一日減り、退職の諸手続きは明日になりました。

                一方、普天間基地移設にともなう環境評価書は、やはり今日の提出でしたね。ところが、県庁入口に評価書提出を阻止するために、市民団体などが待ち構えていて、沖縄防衛局は、今日の午後、評価書を郵送したようです。県庁には、明日到着です。

                「沖縄の理解を得るために努力する。」と言いながら、こんなやり方ではねぇ。しかも、その評価書には、辺野古に基地を建設しても、周辺住民や自然環境への影響は軽微と書いてあるそうです。

                ところで、以前、琉球新報が指摘した台形に飛ぶ航空機ですが、今回の評価書では、きちんと楕円に飛んでるそうです。

                二度手間、三度手間はやめてくれ!!

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                  寝ている間に三連休が終り、明日は労働基準監督署やハローワークで、未払い賃金の立替払い申請や雇用保険の受給申請などを行います。

                  勤務地の関係で、沖縄市で手続きすることになりますが、ピューと行って、ササッと済まして、ピューと帰れば、本来、半日で終わる用事です。

                  ところが、そうはいかないんですよね。たぶん。

                  ウチナーンチュの悪口で、たいへん申し訳ないが、「業務効率」という言葉はウチナーグチ辞典にありません。

                  簡単な事でも、いや、簡単な事ほど、「電話、かけなおしますね。」とか、「明日、また相談しましょうね。」となるのが当たり前。後になって「実は・・・」と言われ、「そんなことなら、最初からそう言えよ!!」とキレることも度々です。

                  まあ、しかし、東京や大阪で永年働いた習性で、私自身に非があることは認めています。効率重視の仕事のリズムをプライベートでも求めていましたからね。今は、少なくとも公私の私の部分では、沖縄でも充分通用する人間になれたと思っています。そのほうが、うまくいくことが多いし、楽だし。


                  だけど、明日はそうはいかない!!

                  相手は、ウチナーンチュかつ、お役人。並の相手ではな〜い!!

                  単純に退職することとは違い、会社は音信不通で、源泉徴収票も離職票も無いワタクシ。手続きを始めて2分で担当者が上司の席に向かい、あーでもない、こーでもないと、なりそうな予感がムラムラする。(??ムラムラはしないか)

                  「どんなケースであっても、ルールは一つ。あなたたちは、ルールに則り、手続きをすれば、それでよろしい。」と、嫌味なナイチャーに変身しそうな気がします。

                  ワタクシは、既に、必要と思われる書類を準備万端整え、何を言われようが、手続きが前に進むようにしてあります。それでも二三、気になる事があるので、早朝、久茂地の弁護士先生を速攻予約し、その上で沖縄市へ向う所存であります。


                  もし明日、お役所で「じゃあ、また明日。」と言われたら、明後日は27日。その次の日は御用納めです。何があろうが、除夜の鐘を聞く時には、前職のことは、遥か過去の話にしておきたい!!

                  いっいかん!!

                  こんなに興奮していては、相手の思うツボです。深呼吸、深呼吸。


                  話は変わりますが、明日、政府は沖縄県に環境影響評価書を提出するのでしょうか?

                  沖縄県への給付金が3,000億円、満額回答となり、仲井真知事は環境影響評価書の提出を容認すると発言したようです。一方、県庁幹部は、せめて年明けにしてくれと言ってるようです。

                  環境影響評価書が提出されて、普天間基地の移設が進展するのか、ちっとも進まず、大盤振る舞いした政府が窮地に追い込まれるのか、県民は固唾を飲んで見守っています。


                  ところで、私の退職手続きは、お願いですから年内で済ませて下さい。

                  なんぼでも寝れる

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                    昨日の夕方、労働基準監督署から倒産認定書が届きましたが、その後がヤバイことになっています。

                    昨夜、ブログの記事を投稿したのが22時45分。その後、早めに寝たところ、起きたのが今日の16時でした。足はフラつくし、脳はプチプチ断線してるみたいです。

                    大学を卒業して会社に入った年のことです。大阪吹田のアパートで、普通の時間に寝て、起きたら昼の14時だったことがあります。若かったんですねぇ。寝るにも体力が必要ですからね。当時ルームシェアしていた同僚の柳畑君が隣室に住んでまして、「あの野郎。一人で出勤したのか、冷たいヤツだな。」と思ったら、そいつも寝てました。

                    こんな爆睡したのは、あの時以来ではないかと思います。かつ、記録更新です。

                    今日の昼前後に何通かメールが着信してました。そのうちの一通は大阪の友人からで「年賀状を出すから住所を知らせろ。」と。意識不明の男には難しい質問でしたが、郵便番号まで付けて、ちゃんと返信しているから立派です。ブログを読んでくれている友人からの激励のメールもありまして、ありがとうございます。


                    ついさっき、親しいウチナーンチュに「俺もまだまだ若い。」と自慢したら、「お疲れさん。」と言ってくれました。ここ半年ほどの私の苦しい状況を知っているので、ともかく、そこから脱出したことを喜んでくれたのですね。ありがとうございます。

                    その後、広島の母親から電話があり、実家の隣の婆さんの足が弱って歩けなくなり、施設に入居せざるをえなくなったとのこと。大迷惑の婆さんでしたが、根本的に解決したようです。

                    またその後に、大阪の娘からメールがあり「大学の入学金を納付しました。ありがとうございます。」とのこと。これから受験だと気が重いところですが、早めに決めてくれたので良かった。

                    なんだか、寝てる間に世の中は進展していて、結構です。


                    さて、今夜は退職届を書いて、届くかどうか知りませんが、会社に郵送します。なにしろ、源泉徴収票も離職票も無いので、あれこれ書類が必要です。5年前から親しくしていただいている沖縄の弁護士に、これまでの経緯は逐次報告してましたから、法律面、手続き面は安心です。


                    さて、晩ご飯も食べたことだし、寝るか?

                    って、無理か?

                    だけど、寝れそうで怖い〜 (^_^;)

                    あっ、退職届だ。

                    冬至正月!!

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                      ついさっき、居酒屋「エール」で飲んでるウチナーンチュから電話がありました。「メリークリスマス!!」などとアホな事を言っております。私をおびき寄せるつもりでしょうが、そうはいきません。もう少し面白い事を言ってくれないと。それに、今日からの3連休は飲んでる場合ではないんですよ。


                      今日は冬至の翌日です。昨日、冬至について投稿するつもりが、マッコリに押し出されて、今日になりました。

                      言うまでもなく、冬至は、一年で最も昼の時間が短い日です。本土では、厳しい寒さに対抗するために、栄養のあるカボチャを食べ、柚子湯に入りますね。沖縄ではカボチャの代わりに、冬至雑炊(トゥンジージューシー)を食べます。雑炊と言うよりは、具だくさんの炊き込みご飯です。

                      そして、冬至の頃の寒さをトゥンジービーサと言います。沖縄の今日の最高気温は23度。「なぁんだ、あったかいじゃん!!」と思われるでしょうが、不思議と寒いんですよ。何故でしょうね。

                      冬至は一陽来復(いちようらいふく)の日でもあります、この日から陽が長くなっていくことから転じて、悪い事が終り幸せに向かう日の意味です。陰から陽へ復活の日です。まさに今の私にピッタリじゃないですか。

                      琉球王府では、この日をおめでたい日と考え、お正月と同じような行事があったそうです。そのため、沖縄ではこの日を冬至正月と呼びます。


                      今日、労働基準監督署から、会社が事実上倒産したことを認める書面が届きました。

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                      私の感覚からは、一ヶ月程遅い気がしますが、労基署のお兄ちゃんが頑張ってくれました。来週月曜日に、労基署とハローワークに出向き、必要な手続きを済ませるつもりです。

                      一陽来復の冬至正月を迎え、この3連休は、気持ちをリセットするために、本当にありがたい時間です。今後の事を考えたいと思います。


                      それにしても、トリニティはいつ見ても素敵です。

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                      なんやこいつ、今後の事を真剣に考えとんのかと思えば、DVD見とるやんけと言わないように。

                      着地の研究です。着地の。

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                      念願の沖縄生活を始めて14年になりました。
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