JUGEMテーマ:地域/ローカル
古波蔵の居酒屋「エール」のマスターと、組踊の立方で重要無形文化財の赤嶺正一さんは小禄中学の同窓生です。
したがいまして、私がエールのカウンターに座り、隣に国の重要無形文化財が座ってるという状況になることがあります。
昨年、組踊がユネスコの無形文化遺産に指定され、東京国立劇場で記念公演が開催されました。写真は、阿麻和利を演じる赤嶺正一さん。会場には天皇陛下ご夫妻がいらしてます。
なんだか、古波蔵の「エール」バンザイです。(^O^)/
国立劇場おきなわでは、組踊の保存継承を目的とした研修生制度があり、週4日の夜間、10名ほどの研修生が、組踊の立方と地謡のコースに分かれて、3年間学びます。
なにしろ、人間国宝や重要無形文化財に指定された方々が先生ですから、研修内容は本格的なものだそうです。
前の記事のYouTubeは、その研修生による組踊でした。阿麻和利役は川満香多さん。沖縄県立芸大を卒業後、組踊研修生になったそうです。
言い忘れましたが、「二童敵討」で阿麻和利は「あまおへ」と呼ばれています。当時の呼び名ってことではなく、史実と違うフィクションですから、名前を変えたということ。玉城朝薫が、阿麻和利に気を使ったってことです。
(終わり)