こんなことがありました。
(その1)
(相手)「ありがとうございます。◯◯商事でございます。」
(私)「もしもし、お尋ねしますね。・・・・は、どうなってますか?」
(相手)「・・・・ですね。少々お待ち下さい。」
少し経って。
(相手)「すみません。・・・・でしょうか。」
(私)「違うよ。・・・・を聞いてるの。」
(相手)「ああ、わかりました。つまり、・・・が、」
いきなり、別の社員が代わって。
(相手)「はい、なんでしょう。」
(私)「なんでしょうって、用件は言ったよ。」
(相手)「すみません。電話を取り次いだのが新入社員だもので。」
(私)「誰だろうが、用件は言いました。」
(相手)「それをもう一度言って下さい。」
(私)「いやですよ。さきほどの女性が一生懸命聞き取ろうとしていたのを、貴女が横から取ったんでしょ。用件は伝えました。」
(相手)「だから、新入社員なんですよ。」
(私)「一応私は客です。電話の応対ができないのなら、電話を取らせちゃ駄目ですよ。」
ややあって。
(相手)「つまり、・・・・ですか?」
(私)「そうです。」
(相手)「意地悪しないで下さいよ。」
(私)「貴女の所属と名前を教えて下さい。」
(相手)「なんでですか。」
(私)「私が客だからです。」
(相手)「ああ、◯◯課の大城です。」
(私)「どうもありがとう。」
(相手)「ちょっと待って下さい。名前を聞いてどうするんですか?」
ガチャ。
(その2)
(私)「すみません。ヨーグルトと他の物のレシートを別々に下さい。」
(相手)「別々ですか?お支払いは一緒ですか?」
(私)「うん、一緒でいいよ。」
(相手)「・・・・。あのぉ、すみません。レシートが別なら、お支払いも別々にお願いします。」
(私)「だったら、最初っから支払いが一緒かなんて聞くなよ。」
(相手)「・・・・・」
(私)「おい、まさか泣くんじゃないだろうな。」
(相手)「・・・・」
(その3)
(相手)「ヨーグルトが6個ですね。ありがとうございます。」
(私)「あっ、それ、この箱に入れてくれる?」
(相手)「ただいまの時間、袋詰めはお客様にお願いしております。」
(私)「ヨーグルト6個じゃない。そのカゴを退かせて、この箱を置くだけじゃないの。」
(相手)「あの、すみません。ただいまの時間・・・・」
(私)「いいから、置いて。」
(相手)「・・・・・」
(私)「おい、まさか泣くんじゃないだろうな。」
(相手)「・・・・」
(その4)
(私)「すみません。◯◯の棚はどこですか。」
(相手)「こちらです。」
(私)「ありがとう。◯◯が欲しいのですが。」
(相手)「あれ、ありませんね。切らしてます。」
(私)「そんなことはないでしょう。電話で在庫を確認して来たんですよ。」
(相手)「少々お待ち下さい。」
電話する店員。
(相手)「あっ、こちらの棚にありました。」
(私)「お〜い。」
(相手)「てへへ、すんませ〜ん。」
(その5)
(相手)「僕が買物リストをチェックしよ〜ね。」
(私)「Aさんやってくれる。ありがとう。」
(相手)「まず、梨が5個。」
(私)「はい、5個。買いました。」
それを聞いて、『ナス』に丸をつけるA
(相手)「えーっと、全部終わったね。あれっ、梨は買ったよね。」
(私)「買ってますよ。」
(相手)「おっかしいな。丸してないけど。買ってるよね。」
(私)「ありますって。」
(相手)「おっかしいな。まあ、買ったからいいか。」
(私)「Aさん。ナスは?」
(相手)「えっ、ナスは買っただろ。あるだろ。」
(私)「無いよ。」
(相手)「おっかしいな。丸ついてるよ。もう一度カゴを見て。」
(私)「だから無いの。」
(相手)「おっかしいな。もう一度買うか。本当に無い?よく見た?」
(私)「無い物は無いよ。」
(相手)「おっかしいな。」