沖縄で味噌汁をなんて呼ぶか

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    沖縄の味噌汁は具だくさんで、それだけでオカズになりますよね。

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    さて、私は農連市場の食堂「メモリー」で焼きそばを食べています。

    焼きそばの先に写っているのは、内地の味噌汁です。具はワカメとネギ。

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    これを沖縄ではなんて呼ぶんでしょうね。

    メモリーの親父は、「はい、スープね。」と言いながら、カウンターの向こうからこれを出します。

    だから、スープなんですよ、これは。

    たぶん。



    ピースボートが那覇に寄港かぁ

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      農連市場某青果店のシャッターには、毎年、那覇大綱挽とピースボートのポスターが貼られています。

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      来週火曜日は世界一周の客船が那覇に寄港だそうで、船内の見学ができるようです。(要予約)

      109万円の部屋にベランダは無いでしょうね。窓はあるんでしょうか?

      相部屋でしょうから、喧嘩でもしたら辛い旅になりそうです。

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      神奈川ひよこさん、火曜日に、まだ沖縄滞在中なら、いかがですか?


      沖縄のウンチェーバー

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        昨日のカンダバーと並ぶ、島野菜の代表がウンチェーバー(エンサイ)です。

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        こいつも市場で仕入れできないことが度々あり、お客様に事情を説明し、小松菜やほうれん草を使っていただきました。


        ウンチェーバーはカンダバーと同じく芋の葉で、沖縄の夏の陽射しの中で、スクスクと成長します。

        「えっ、ウンチェーバーが食べたいって、そんなのでいいの?」って扱いの野菜です。


        つまり、ウチナーンチュは、カンダバーやウンチェーバーを、お金に替える野菜とは思っていないようです。ですから、レストランや食堂でも「お金をいただいて提供する野菜ではない。」と思っているフシがあり、メニューに載りません。

        こいつをサッと湯がいて、ニンニク炒めなどにすると絶妙に美味しく、ご飯が進みます。もちろん、ビールも美味しく飲めます。


        市場やスーパーよりも、本島中部以北のJAか、農家直営店のほうが、入手確率は高そうですね。

        だけど、やっとウンチェーバーを手に入れても、次に、上手に料理できる人を捜さないと食べれない。

        そんなことで、島野菜だの、伝統野菜だのと言えるのかっ!!

        と、言いたい。

        「どこにでも生えてるよ。」と言う人には、「それはどこよ。」

        と、言いたい。


        まあ、来年の夏は自分で料理してみるか。

        島野菜をたくさん食べて、長生きしないとね。


        農連市場の青空

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          今年9月の台風で、吹き飛ばされてしまった農連市場の屋根。(こちら

          その後も屋根が付く気配がありませんでした。(こちら


          次の写真は昨日の農連市場です。

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          左手の屋根の下に、新しくヒサシが取り付けられていますが、屋根の修復はこれでオシマイのようです。

          まあ、つまり、屋根の下で商売していたお母さん達には、ヒサシの下へ詰め詰めしてもらい、屋根は付けないことになったのですね。


          元々あった屋根が無くなったのですから、何かと不自由になりそうです。

          しかし、再開発が決まっている農連市場に、費用を使うわけにはいかないんでしょう。我慢すればタダで済みますからね。


          ナンダバー、カンダバー

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            ホテル・ハイビスカスで、主人公の美恵子が言ってましたね。

            「ナンダバー、カンダバー、フーチバー」

            ナンダバーの意味は「何だ?」ですが、その後に語呂合わせで、「カンダバー、フーチバー」と続けます。フーチバーはヨモギの葉です。

            私はカンダバーを「ナンダカンダ」のカンダと勘違いしていました。昨日まで。

            ところが、お客様の保育園から注文があったんですよ。カンダバー2.8キロ。


            「えっ、カンダバーって食い物なのか?」

            相棒Aの返事は「芋の葉だね。」

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            確かに芋の葉ですね。内地産の私は「カズラの葉」と言ってもらえるとわかります。

            「芋の葉っぱでも食ってろ!!」と言いますが、カンダバーはあまりにも普通過ぎて、葉野菜の中でも地位が低いようです。


            沖縄の市場やスーパーで、小松菜、ほうれん草、レタス、セロリなど、様々な葉野菜が並んでますが、かつて、沖縄が貧しく、葉野菜と言えばカンダバーの時代があったそうです。

            今や、内地産や海外産の葉野菜に押され、カンダバーの流通量は実に細々としたもので、この日、市場中探してもカンダバーは見つかりませんでした。


            芋の害虫を拡散させないために、沖縄本島から芋を持ち出すことができません。つまり、カンダバーを食べることができるのは、沖縄本島だけなんです。

            ところが、カンダバーは家庭で味噌汁やジューシーに入れるような野菜なので、レストランや食堂のメニューには載りません。で、市場にも無い。

            どうせいっちゅうの?


            あぁ、そら豆達に、カンダバーの味噌汁を食わせたかったわ。

            「ナンダバー、カンダバー」と、今の子供達が言わないはずですね。かつてはフーチバーより地位は上だったのにねぇ。


            宮古島の同窓会

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              宮古んチュ(ピトゥ)が同窓会で島へ帰りました。

              夜、同窓会。翌日はバスを貸り切り島内観光だそうで、一泊二日の日程です。

              ところが、内地や沖縄本島からの先乗りメンバーが同窓会前日に帰って来たので、当然のように前夜祭が始まり、オトーリが炸裂。夜を徹するどころか、翌日の同窓会まで飲み続けたそうです。

              同窓会では「ずったパギ」の姿に時の流れを感じつつ、二次会、三次会と夜はふけてゆきました。

              で、これまた当然のように、島内観光の時間まで飲み続け、その夜もまた。

              つまり、二泊三日で60時間を飲み続け、やっと解散かと思いきや、四日目は朝から内地組、本島組が宮古空港から島を離れて行きます。

              それを島の同級生が見送り、最後の同級生を乗せた便が離陸したのは、その日の夕方だったそうです。


              疲労困憊となった宮古在住のメンバーは、「今日から三日は寝ないと。」と声を揃えました。


              かくして、計5泊6日を費やした、長い長い同窓会が終わりました。

              「宮古の人は暇だから、いいのいいの。」

              なんだそうです。


              えっ、「ずったパギ」ですか?

              ケイシロー君、皆さんに通訳して下さいね〜。


              これはイソフサギって名前なのねぇ

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                沖縄の海岸の岩場でよく見る植物です。

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                名前はイソフサギだそうで、漢字で書くと磯塞ぎ。磯を塞ぐほどギッシリ繁殖するって意味なんでしょうね。


                サボテンを連想するような、硬質感のある蕾みと葉です。潮のかかる場所なので、塩水から身体を護っているかのようです。

                他サイトから借用した写真ですが、開花すると、こんな柔らかい感じになるんですね。

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                硬そうに見えるのに、柔らかい。

                このギャップがいい感じです。


                だけど、いつ咲くんですかねぇ。それを知らせてくれないと。


                パン屋の新しい看板

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                  自宅マンション1階の「カバのパン屋」です。

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                  従業員は、オーナーであるカバのお父さんと、そのお母さん。そして、若くて美人の女性店員が二人です。皆さん、気さくな方ばかりで、私がしょうもないことを言うても、ちゃんと反応してもらえます。

                  店舗とガラス一枚隔てた場所で、朝早く暗いうちから一日中パンを焼いていて、いつもいい匂いがしています。


                  店舗前にはパンを食べながら休憩できる場所があります。そして、隣の八百屋を隔てるフェンスには、地元のクリエイター、エノビ☆ケイコさんによるカバのアートが。

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                  もちろん、美味しいパンがお店の「売り」ですが、店構えにもオーナーの「ヤル気」を感じさせますね。


                  店の前は、鳳凰木ストリートとして地元でも有名な広い道路で、鳳凰木がパン屋の店先にいい日陰をつくっています。

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                  店舗前には駐車場があるので、路上駐車せずにパンが買えますが、この駐車場が、カバのパン屋の唯一の欠点なんです。駐車場のせいで、店舗が奥まった位置となり、道路から目立ちにくいのですよね。


                  そこで、最近、オーナーが考えたのがこの看板です。

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                  う〜む。5日間、考えに考えた結論にも見え、5分で決めたようにも見えるこの看板。

                  売り上げ向上に繋がるのか?


                  寄宮から真玉橋に向かう下り坂の途中、左手です。

                  この看板を目印にお越し下さい。


                  買参人が行く!!

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                    バイサンと読みます。これは、卸売市場で買参人が使う台車です。

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                    私はこの台車でムコウズネを打つのが得意で、頻繁に痛い目にあっています。


                    さて、卸売市場には、青果をセリで売る卸売人と、それを買う仲卸人がいます。

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                    そして、仲卸人がセリで集めた青果を、買参人である私達、青果店が買い受けます。卸売市場で青果を買うには買参人資格が必要で、一般の方が買い物することはできません。

                    卸売市場で、フォークリフトに乗ってるのは仲卸人、台車を押してるのは買参人ですね。概ね。


                    次の写真は、19番の仲卸人が置いた種なし柿です。私と相棒Aが、5箱とか10箱とか、必要な分を台車に積みます。

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                    購入手続きは簡単です。19番の社員が乗ってるフォークリフトを見つけて「取ったからね〜」と言えばお終い。翌朝、買参人用の郵便受みたいなボックスに請求書が入っています。


                    市場における売買方法は3通りあります。

                    一つは「セリ」。卸売市場の方式ですね。

                    次に「相対売り」。売り手と買い手が、その場で相談して価格を決めます。農連市場がこの方式。東南アジアの市場も同じです。商品の相場が分からず、売り手の言い値で買ってしまうとボッタクられてしまいます。(農連は大丈夫)

                    最後が「定価販売」。商品の価格が、あらかじめ決まっています。牧志の公設市場はこの方式。スーパーマーケットも同じですね。


                    市場の相場に慣れると、スーパーマーケットの商品価格が高く見えてきます。また、特価品が原価割れしているかどうかもわかります。つまり、物の値打ちがわかってくるのですね。


                    沖縄の島人参

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                      沖縄の島人参(チデークニ)が旬を向かえています。収穫期は11月から2月まで。

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                      一般的な人参より、カロチンの含有量が多く、寒い時期に人間の体温を上げる効果があるそうです。医食同源、沖縄の命薬(ぬちぐすい)の一つ。煮物、炒め物、スープなどに使われます。

                      チデークニは黄色大根の意味ですが、大根よりもゴボウに近いように見えます。


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                      念願の沖縄生活を始めて14年になりました。
                      沖縄の生活、文化、風土、音楽、政治などの話題を投稿しています。 (y_mizoguchi@yahoo.ne.jp)
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